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2007/03/11

長井勝一 漫画美術館

長井勝一美術館

長井勝一美術館

宮城県、塩竈に来てます。
塩竈はガロの初代編集長、長井勝一さんの出身地で、塩竈市のやっているふれあいレスプという施設の中に「長井勝一 漫画美術館」はあります。
一階は図書館、二階に唐突に現れる「長井勝一 漫画美術館」は、これが一室ながらかなり見応えのあるレアスペース!
アラーキーが撮った長井さんの遺影がドンとお出迎え。
かつての青林堂での長井さんの仕事場スペースも再現。実際使ってたものを東京から送ったそう。
うわ〜これって木造モルタルの材木やの上の!あそこ!1、2回だけ行ったことあったな〜。
壁には水木しげる、杉浦日向子、林静一、つげ義春などなどの、歴代巨匠たちの原画が。棚の引き出しを引くと、そこにも原画があり、「原画ですけど、こんにちは〜」的な気軽さがまたレア。
これ、東京にあったら相当人気スポットだよ〜!

そんな施設のギャラリー(回廊)スペースでしりあがり寿展が今、催されている。
展示用の生原稿を事務所の種田さんが選んで、私は現地の方々と連絡を取り合ったりして、準備をお手伝いしました。
うん、こうやってまとめて見ると、改めてすごい面白いと思います。しりあがりさんの作品。ヌケっぷりが違う!
今日はホールでしりあがりさんとアックス編集長の手塚さんとのトークショー。200人くらい来ていっぱいでした。
トークショー後、手塚さんに長井勝一 漫画美術館のあれこれを聞けたのもレア!
ヘタな学芸員より面白い話聞けるもんね。

夜は市の方々にお寿司屋さんに連れて行ってもらいました。
魚がなんでも美味しかったけど、特にマグロがうまかった!
マグロ山盛りにしてた種田さん、地酒をスイスイいってた手塚さん、その横でアワビ握りを頼んでたしりあがりさんを私は忘れない。
東京でも同じ頼み方してもいいんですか?

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2007/03/08

静岡おでんの宵

事務所でお世話になっているしりあがり寿さん (静岡出身)に連れられ、しりさんの義弟、タカマサさん(静岡出身)と落ち合い、下北の静岡おでんやEXCELLO しずおか屋へ。
タカマサさんは静岡市の産業振興などにたずさっておられて、市の関係者もあと2人同席。(もちろん静岡出身)
しりあがりさんの実弟、sonyのヒデさん(静岡出身)も加わって、場はまさに静岡天国。
プロダクトデザイナーの酒井俊彦さんも同席されていたのだけど、 酒井さんは高知出身。私は京都出身。
郷に入れば郷に従え!静岡おでんの食べ方を一から習ったってもんよ。
Oden01_1
Oden02_1 静岡おでんって、いわゆるチビ太のおでんのモデルとも言われてて、串にささってんのね。
それをセルフで取ってくる。お勘定は串の数、ってワケ。
で、ダシが黒い。具は黒はんぺんが有名かな。半月型の魚のつみれ。あと牛スジね。
これにダシ粉と青のりをたっぷりかけて食べる。お好み焼きかよ!って思うのは関西人の証かしら。
ツウは串をなにげに床に落として…って、それ犯罪!勘定詐欺!
ま、もう大人なんでやらないんだけどね。子供のときはやってたらしいよ。
おでんは味がしみしみで美味しかった!
あと、静岡ならではのつまみ「たたみいわし」や「ゆで落花生」もいっしょに。
ゆで落花生の殻ならいつまでもチューチューしてられるって、被災地にもこれあれば文句なしって、静岡県人、恐るべし!

そして、それぞれ一線で活躍している大のおとなたちの議論の的は…
『ハナミズはハナクソとどう違うのか?』
私がヘタなこと言うと、「ハナクソに失敬だろ!」と叱咤され、
次の議題「涙はどうして塩っぱいのか?」に移行。
もちろん、科学的な答えをする者などなく、帰りまで延々と笑いの渦・渦・渦。
言っておきますけど、皆さん世間的にはそーとーなキレ者なんですよ。
頭のイイ人は何やっても面白い。
そんな子供みたいな大人たちと飲める時間が、とても大切なモノに思える、今日この頃ナリ。

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2007/03/05

NHK出演

Imajin3/2のNHK「こんにちは いっと6けん」の出演、無事終わりました。当日の様子を少し。といっても長文ですがおつきあいを。

AM8:50入りで、行くとすぐメイク室へ。ヘアメイクさんにサラサラのアップスタイルにしていただいてもまだ、(私、テレビ出るんかなー?)という感じであまり実感がない。

「今日のゲストさんでーす」とディレクターに紹介されスタジオに入ると、そこにはスタッフの方々が10数名いらっしゃって、拍手で迎えられる。
明るい照明と現場の雰囲気の中に飛び込んで、そこで初めてギョッとして(これから本番なんだなー)と、なんとなく実感。でも、暖かくアットホームな雰囲気に、緊張感もやわらいだ。

そこからすぐに、ディレクター仕切りで、カメラさんや音声さんを交えての段取り説明。テーブルにはどの色のクロスを敷こうとか、机にぬりえを置くならカメラはクレーンが必要だねとか、そんなことがその場で決まる。
段取りが終わると、キャスターのおふたり山本さんと結城さんがスタジオ入りされ、リハーサルスタート!
リハーサルは、本番と同じようにちゃんと一回通す。私の出る「東京いま人」のコーナーもアタマから本番さながらにスタート。
進行はざっとした台本があり、それが頭に入るかどうか、本番で真っ白になったらどうしようと、心配だったけど、手元に持っていても良いというので心強かった。
あれよあれよという間に、リハ終了。あとはすぐ本番。「あれ〜?もう本番?」というマヌケな私に、「本番3分前ですよ。」とやさしく誰かが言ってくれた。(もう誰かも覚えてない)
すぐ最初の立ち位置に立って…そこからはもう、本番が始まってた。

あとは、まあリハの通りに進んだということくらいしか覚えてない。
あたりまえだけど、リハでは本番と同じようなことを言うので、どっちが放送に流れていたのか、自分でもよく分からなくなる。
「“やまびこ”について話した時“ヤッホー”と口に手を当ててましたね」と後で出版社のマタンゴに言われるが、自分ではリハで言ったかと勘違いしてたほど。
それほどリラックスしてたのか、または気が動転してたのか。ま、どっちも、と言ったところ。

そして本番は終了。
自分から見えるところに10人もいないスタジオ(あとは皆さん外)で、TVに出た実感も特になく終了。
終了してからすぐ、私とスタッフ全員が輪になって「お疲れさまでした〜」と拍手。
まずは私に一言が求められ戸惑うが「緊張したけどアットホームな雰囲気の中でやらせていただいて、幾分やわらぎました。ありがとうございました。」のようなことをコメント。これが精一杯。こっちの方が本番より緊張した。
そしてチーフプロデューサーを初め、担当ディレクター、キャスターのおふたり、音声さんやスイッチャーの方々まで、皆さんにあたたかいコメントをいただき、励まされました。
生放送の、しかも週1のコーナーということで、もっと右から左へ流れて行くだけのものだろう、と思っていたのですが、いやいや、実に丁寧な作りをされている現場なのだなぁ〜、とひしひし感じました。

放送終了後、担当ディレクターさんたち数人でNHKの食堂でお昼ごはん。
海鮮三色丼を注文すると、寿司カウンターに連れて行かれるんだけど、ちゃんと寿司職人が2人いて、にぎってるのね、昼間から寿司を!これにはビックリした。
食堂の入り口あたりには、携帯電話会社やお菓子メーカーが出張店を広げて呼び込みしてるし、いち社内とは思えないにぎわいで、珍しくて楽しかった。

出演も含め、も〜何から何まで社会見学キブン。
私が小学生か中学生の時に、友達と“ラジオショー”的なゴッコを、テープに吹き込んで遊んでたんだけど、まさにそんなキブンを思い出したよ。
今は、ゴッコではないことが重要なんだけども。
でも、年を取っても“何が楽しいか”って、あんまり変わってない気がします。

そして夜も更けてから、ぬりえの版元の1つである風塵社の2人と、次のぬりえの打ち合わせ。
そのあと、今日の打ち上げへワイン立ち飲みやに。
担当ディレクターや関係者も途中参加してくれて嬉しい限り。
風塵社の2人は、TVにかじりつきで(エールとばしながら?)見てくれていたそう。取材から何から何までお世話になりました!
社長は「酔っぱらった…!」と、珍しく早々と退散。残ったマタンゴに聞けば、昨日あまり良く眠れなかったんだそう。
思えば、このぬりえの企画立ち上げの時から、一緒になって作り上げて来たのだから、日の目のあたる当日は、緊張もひとしおだったのでしょうね。私よりきっと緊張していたよ、社長。感謝しています。
そして、雲母書房講談社の各担当者もこころよくご協力いただいてありがとうございました。

でも、なんだかんだ言って嬉しかったのは、私のおばあちゃんがTVに映ったこと。
もう亡くなってるんだけど、写真で紹介された。
死んだ人でもTV出演する機会ってあるんだなー、と妙に嬉しかった。
おばあちゃん子だった私は、単純に“おばあちゃんがTVに出てる!”と録画を見てテンションあがったよ。

それから今日、山本キャスターから直筆のお礼ハガキが届いた!
ご丁寧な対応に頭が下がる思いです。

Hana
写真は、番組前半で紹介されていたお花。
「カワイイな〜」と言っていたらスタッフの方がくれました。
今はうちのベランダで元気に育ってます。

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2007/03/02

こんにちは いっと6けん

本日、NHK総合『こんにちは いっと6けん』に、出演します。
東京いま人 「ぬり絵が笑顔を取り戻す 〜ぬり絵作家 あきやまみみこさん〜」というコーナーで15分ほどVTRなど見ながらお話させていただきます。
AM11:05〜11:55放送の間の15分くらいですが、生放送なので、今からキンチョーしています!
首都圏のみの放送ですが、良かったらご覧下さいマセ。

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2007/03/01

『うたうぬりえ帖』1月2月3月4月

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『うたうぬりえ帖 1月 』
1,260円/風塵社 /2006.12

『うたうぬりえ帖 2月 』
1,260円/風塵社 /2007.01

『うたうぬりえ帖 3月 』
1,260円/風塵社 /2007.02

『うたうぬりえ帖 4月 』
1,260円/風塵社 /2007.03

季節感のある月別ぬりえを、現在4月まで発行しました。
毎月1冊出してゆきますので、どうぞお楽しみに。

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『うたうぬりえ帖』9月10月11月12月

Utau_09_12

『うたうぬりえ帖 9月 』
1,260円/風塵社 /2006.09

『うたうぬりえ帖 10月 』
1,260円/風塵社 /2006.09

『うたうぬりえ帖 11月 』
1,260円/風塵社 /2006.10

『うたうぬりえ帖 12月 』
1,260円/風塵社 /2006.10

歌を季節ごとに分けて、月別にまとめたぬりえのシリーズ。
敬老の日がある9月からスタートしました。
季節を感じてもらえたら嬉しいです。

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『童謡・唱歌ぬりえ帖』5冊

Douyou

『童謡・唱歌ぬりえ帖〈其の1〉明治篇(上) 』
1,365円/雲母書房 /2006.06.01

『童謡・唱歌ぬりえ帖〈其の2〉明治篇(下) 』
1,365円/雲母書房 /2006.06.01

『童謡・唱歌ぬりえ帖〈其の3〉大正篇(上) 』
1,365円/雲母書房 /2006.10

『童謡・唱歌ぬりえ帖〈其の4〉大正篇(下) 』
1,365円/雲母書房 /2006.10

『童謡・唱歌ぬりえ帖〈其の5〉昭和篇 』
1,365円/雲母書房 /2006.06.11

歌のなかでも“童謡・唱歌”のみにスポットを当てたシリーズ。
それも年代別の5冊になっています。
制作にあたって、改めて、歌詞やメロディの美しさに気付かされました。

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『名曲のぬり絵』

Meikyoku

『名曲のぬり絵』
1,000円/講談社 /2006.05.30

本を縦に開いて使えるので、歌詞を上に見ながらぬり絵ができます。
ページが進むごとに時代も進んでいくような作りになっています。
よく見ると、絵の中に小さいモノがウロチョロしてますが、これも、塗る方のお話のきっかけになれば、との思いから、遊び心で入れてみました。
どうぞ探してみて下さい。

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『絵手紙ぬりえ帖』1、2

Etegami

『絵手紙ぬりえ帖(1)』
840円/風塵社 /2005.12

『絵手紙ぬりえ帖(2)』
840円/風塵社 /2005.12

絵はがきサイズのぬりえです。
歌詞は一部しか載っていませんが、余白に思い思いの文章を書いて欲しいとの思いからです。
親しい方と絵手紙で交流されてはいかがでしょうか?

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『うたうぬりえ盤』

Nurieban

『うたうぬりえ盤』
5,040円/風塵社 /2006.05

『うたうぬりえ帖(上)(中)(下)』の選曲に完全対応した、CD3枚組です。
童謡・唱歌から歌謡曲まで全52曲を、上海マリーさん監修のもと、ユキユキロさんと共に作ってくれました。
名曲をやさしく歌いあげています。
ぬりえをしながらCDをかけると格別に楽しい時間になると思います。

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『うたうぬりえ帖』上・中・下

Utau

『うたうぬりえ帖(上)』
1,575円/風塵社 /2005.01

『うたうぬりえ帖(中)』
1,575円/風塵社 /2005.05

『うたうぬりえ帖(下)』
1,575円/風塵社 /2005.09

『キャサリンとヴァンデラス』を老人ホームで使っていると聞いて、それならちゃんと高齢者向けのものを作りましょう、と試行錯誤しながら作った、”歌+ぬりえ”シリーズの一番最初のもの。
ノスタルジックを表すのに、何が良いのか、「歌」にたどりつくまでいろいろありました。
これは装丁デザインも自分でやりました。中身も尋常小学校の教科書をイメージしたレイアウトです。

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ヌリエッティ『キャサリンとヴァンデラス』

Catha_van

キャサリンとヴァンデラス


840円/ 風塵社 /2003.08

初めて作ったぬりえ。
コンセプトは「外国人の見た間違った日本観」。
それぞれ違う国に住む、キャサリンとヴァンデラスが、日本で出会って結婚するまでのあれこれ…というゆるいストーリー仕立て。
本の片面はキャサリン、もう片面はヴァンデラスから始まっていて、どちら側から開いてもOKという、両A面仕様。
本のちょうど真ん中が結婚式になっています。
ぬりえの他にも、パズルあり、迷路ありで、主に若い女性向けのお楽しみ本になったらいいな、と思って制作しました。

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マルシンのみみちゃん

Marushin

こんにちは。あきやまみみこです。
ブログを始めることにしました。
気軽にコメントなどしていって下さい。よろしくネ。

最初は、同じ「みみ」つながりってことで、このコを紹介!
マルシンハンバーグの看板娘「みみちゃん」。
昭和の時代から変わらずキュート。
名前の由来は「美味しい」の文字から「みみ」なんだとか。
発売当時の昭和30年代は、魚肉と豚肉を使っていたらしくて、髪のデザインが魚とブタのしっぽ。
看板娘が、魚とブタですよ。The ズサン!
現代人もセカセカしてないで、このズサンさにあやかろう!
目よりも鼻の方が大きかったりするバランス加減もサイコー。愛され顔です。
ちなみに今は、牛肉も使ってるそうです。
みみちゃんのリニューアルデザインしたら、ツノ生えちゃうのかな?

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