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2007/08/23

カレル・ゼマンざんまい

ここのところ、カレル・ゼマンのDVDを立て続けに見る。
1940年代から80年代くらいまで、チェコで人形アニメとかやってた特撮の監督なんだけど、
チェコの人ってなんかスゴイよね!
コマ撮りとか当たり前っていうか、もっとなんかやってやろう、なんかないかな、的な心意気まで映像ににじみ出てて、圧倒されるというか、そんなことよりも、まぁ〜美しいこと!

「シンドバッドの冒険」「クラバート」「ホンジークとマジェンカ」「ほら男爵の冒険」を見たんだけど、
切り紙アニメに人形アニメ、実写とアニメの合成と多彩なテクニックを駆使、駆使、駆使〜!!
そして生まれる幻想空間。
さながら動く絵本という感じか。(実写もあるけど)

Sinbad私は一番「シンドバッドの冒険」が好きかな。
デザイン的な背景画が美しく、登場する動物たちが魅力的!
ワニとかタコとか関節ありすぎ〜〜!でもそれがカワイイ〜〜!(笑)
ペープサート的というか人形劇とかは、キレイに動かそうとすると、こうなるんだよね、わかる。
ストーリーがシンプルに語られてるところも良い。
現代のアニメと比べると、カメラワークも地味でもんのすごく辛気くさいんだけど、

なんか私がアニメでやりたかったことが、少しここにあるような気がした。

って、アニメやるんかいっ!てな話ですが、近々やる予定です。

ボヘンミアンガラスの馬が走るという、「水玉の幻想」も見たい!
ガラスを実写アニメで動かすんですよ、いや〜、CGじゃないってある意味コワイ。
明日からツタヤのレンタル半額が始まるので、借りに行っちゃいそうです。

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