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2008/01/31

2月は海外

2月に、ニース → フランクフルト → ハンブルク → ベルリン へ仕事で行くことになり、
今、ほんの少しだけど、仕事の合間にフランス語やドイツ語の会話本を見たり、現地情報を調べたりしている。

Pleinsoleil1_2 ニースって〜、
コードダジュールや〜ん?
って、響きだけでテンション上がる。
と言っても、“コートダジュール”で浮かぶのは『太陽がいっぱい』くらいなもので、
何も知らなかったりするけど。
あと、“ネグレスコ ホテル”くらいか。
これはBOROの歌があったからなぁ。
そうそうこの歌、「あと50マイル南へ走ろう〜♪」って歌詞にあるけど、フランスって距離はkmなんだよねー、

歌の主人公はパリからニースに向かってるのかな?

暖かいところへ向かうって…傷心旅行?
とまぁ、話もそれるワケよ。
それくらい散漫な記憶をたどりながら、半ば無理矢理ニースへ思いを馳せるワケ。

あぁ、きっと地中海料理がおいしいんだろうなぁ。
…えーっと、飲食店での「チェック プリーズ」は「ラディシォン シルヴプレ」ね。

あぁ、マルセイユ石けんとか本場だよなぁ。
…えーっと、お店で「ハウ マッチ?」は「セ コンビアン?」ね。

そうこうしてるうちに、地図を広げて行きたい店に赤丸を付け始めるのが常。
旅に出る前のこの時間が一番たのしいなぁ。楽しい妄想タイム。
もう行ったような気になっちゃう。
実際は、時間が無くてお店にはほとんど行けないと思うんだけど。
でもいいの。今が一番たのしいから。

Kreftwerk ニースはさておき、滞在はドイツの方が断然長い。
ドイツと言えば、なんだろ?
メルセデス・ベンツ、バウハウス、マレーネ・デートリッヒなどなど…様々な文化がありますね。
が、詰まる所、今はクラフトワークの印象が頭の中を占めるのデス。

なんでだろ?
わかんないけど、あのヘンテコなピコピコ音が、ドイツ人の勤勉さと重なって見えるのかしら。

ともあれ、ドイツの方でも楽しい妄想タイム。

やっぱまずはビールとソーセージだよな。
…なになに、ソーセージは“ヴルスト”か。
ザワークラウトがついてくるんだろうなぁ。ウフフ。

音楽聞く機会あるかなぁ?
…なになに、ベルリンはクラブ文化が盛んなようで。
単なる“夜遊び”と括れないくらい文化として根付いてる、と。ほう。
…じゃ、夜の挨拶は「グーテン アーベント!」だな。
イヤ、私はよく人にぶつかるから…
…「エクスキューズ ミー」は「エントシュルディグング!」ね。こっちの方がよく使いそう。


そんな妄想しながら毎日仕事してたら、いつか妄想だけで世界一周しちゃいそう。
うん、それもイイな。
あぁ、やたらと世界の白地図が欲しくなってきた。
その白地図をいつか真っ赤に染めたい。

そして、世界中のぬりえ事情も調べてみたい。
向こうの本屋に行くのが楽しみデス。

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2008/01/17

『脱力』のハナシ

最近週3〜5回くらいヨガに通ってまして、
だいたい午前中はストレッチ的なことをやってるわけですが、
そこで教わった意外なエクササイズが『脱力』です。

『脱力』なので、エクササイズとは言えないかもしれないけど、
ヨガの最後には必ずシャバーサナというお休み時間が5分ほど入ります。
仰向けに寝て、肩幅に足を開き、手のひらを天井に向けて、脱力するのですが、
力を抜いてるようでいて、眉間にしわが寄っていたり、奥歯を噛み締めていたり、眼球が動いていたり…と、完全に『脱力』するのはナカナカ難しい。
私自身も、最初はうまく『脱力』できず、隣が気になったり、あれこれ考えたり、ソワソワしていましたが、
最近では、その5分の間に眠りに落ちる事もしばしばとなりました。(笑)
これがうまくできるようになると、2時間熟睡したときと同じくらい体力の回復につながるそうです。
ちなみに、シャバーサナって“屍のポーズ”と訳すみたいですね。
なるほど、確かにゴロゴロ横たわる人々は屍のようだわ。
屍のように、すべて無になれ、てコトでしょうかねぇ?

そして、月1回くらいでウクレレのワークショップ(Double Famousのリーダー栗林慧氏の)へも通ったりしてるんですが、
そこでも『脱力』を教わりました。
ウクレレは基本的にコード弾きになるんですが、
そのコードからコードへ左手を移動させる時に
一度あいだに『脱力』を入れると、長時間のライブでも疲れなくてイイ、と言うんです。
ウクレレの弦はやわらかいので、あんまり力を入れてる感覚はないのですが、
やはり『脱力』を入れないと、そのうち疲れちゃう。
いやぁ〜これはちょっと難しいですよ。
特に私みたいな独自の弾き方で馴れちゃった人には、
頭で分かっててもナカナカできないもんです。
そのうち無意識でできるようになればい〜な〜、と
今はゆ〜っくりと『脱力』を合間に挟みながらコード練習などしています。

ヨガもウクレレも『脱力』しっぱなしでは、何も進まないし音もならない。(あたりまえ)
力を入れる事柄の合間に『脱力』を挟む事で、
結果、やってることがうまく行くんだなぁ〜、
ってな、おベンキョになりました!

そんな『脱力』のハナシでした。

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2008/01/06

凧揚げ

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甥っ子、姪っ子たちとお正月らしく凧揚げ。
昔、中国に旅行に行った時、露店で買った連凧があったので使ってみる。
軽い作りで、意外と微風でも舞い上がり、楽しい。
走らなくても、釣りのように小手先の糸さばきで揚がったりするもんだから、
そのうち、みんな夢中になって揚げていた。

そういえば中国では、お正月でもないのにたくさん凧が揚がっていた。
なんだか凧揚げが好きな国民性(?)らしい。
蛸の形の凧もあったり。
タコとタコでシャレ?と思うのは日本人だけ。
しかし凧を揚げる、という感覚の近さに、お隣の国の親近感を感じたものだった。

夢中になって揚げていると、近くに止まる車が。
怒られるのかな?と思ったが、一向に降りてこない。
車の中には小さな女の子とおじいさんがいて、
どうやらこの凧揚げの様子を眺めていたようだ。

そういえば、広い田んぼなのに周りに凧を揚げてる人はいない。
お正月お決まりの「凧が電線にひっかかったら、自分で取らずに関西電力へ」というCMもいつの間にか見なくなった。
いつから子供は凧を揚げなくなったのかな?
楽しいのにな。
でも寒いからな。
場所もないしな。

でも、たまにやると、楽しいもんですよ。

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2008/01/04

京都散策

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毎年お正月はどこか旅行に出かけるのですが、今年はゆっくりしようと地元京都の亀岡・湯の花温泉に出かけました。
亀岡はJRで京都駅から20分、嵐山から10分なのに、あまり行かない穴場。

温泉宿に行く前に、嵐山散策。
ちょっと足を延ばして芸能神社がある車折(くるまざき)神社へ行ってきました。
まぁ行ったことがなかったので、見てみたかったのです。
色んな芸能人がヒット祈願に訪れると言うこの神社には、名前入りの朱塗り玉垣がズラリ。
ちょっと見ただけでも、辺見マリ、辺見えみり、ドリフターズ、細川たかし、米倉涼子、西田敏行、観月ありさ、川島なお美、キリンジ、宝塚歌劇団の人などなど有名人の名前がいっぱい。
キリンジってあのキリンジ?ちょっと意外。
この朱塗りの玉垣、2年間で8,500円というちょっとお得な感じ。
私はと言えば、切にお願いすることもないので、普通にお参り。
「あきやまみみこデス」と自己紹介か〜っていうような捕らえ所のないお参りをしてきてしました。

嵐山はお正月感覚で賑わっていたけど、ゴミゴミで疲れるほどでもなく、イイ感じで楽しめました。
湯の花温泉も風情があり、近場でまだまだ知らないイイところがあるんだな〜と再認識。
今年はもっと京都を散策したいな。

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2008/01/02

書き初め

昨年ゆかたを着てから、着物熱が徐々に高まっていた私ですが、
年末に実家のタンスを探っていると、ウールの絣の着物が出て来たので、早速このお正月に着てみることに。
聞けば母親が高校生くらいの時に学校の授業で自分で仕立てたものだと言う。
ウールの絣なんて普段着もいいところだとは思うけど、それを聞くと特別なものに思え、ハレの日っぽく赤い半衿で、帯揚げ・帯締めもして、別物だけど羽織も着てお出かけ用に。
そして近所の天神さんへ、初詣がてら書き初めに出かけた。

R0012423_3 書き初めは、竹馬の友と数年来続けているのだけど、毎回書く文字を何にしようか迷う。
今まで「いぬっころ」などとふざけてきたが、今年は以前に書いた「我道ーマイウェイ」をもう一度書いてみることにした。
数年前に書いた「マイウェイ」は、それこそピストルズのMy Way、いや勝新太郎のマイウェイ(歌ってるんですよ)のキブンで、筆に勢いを付けて書いたものだったが、それでは肩に力が入りすぎてるだろう、今の“マイウェイ”を書いてみよう、と思ったのだ。

そして書いてみると、墨つけ過ぎでボトボトで、まぁフラフラしたり、フラフラしたのでそれを強調しようとしてみたり、また取り繕おうとしてバランスを欠いたり、最後はまっすぐ終わろうとする気持ちも見えたりして、なんともミットモナイものになったけど、まぁ、今の私ってこんなものなのだろう。
それを認めて過ごしていこうと思う。不思議と悪い気はしない。

天神さんの裏庭に回ると、梅園でつぼみが膨らみ始めているのを発見。
こんなに暑くなったり寒くなったり激しいのに、季節はちゃんと巡ってくるもんだなぁ〜。
つぼみって期待感があって、なんかステキですね。

なんて思った1月2日でした。

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RICOH CAPLIO GX100 マクロ プログラム カスタム設定1

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2008/01/01

謹賀新年

あけましておめでとうございます。
本年はもうちょっと頻繁に更新しようと思います。
どうぞまた見に来て下さいマシ。

え〜お正月っていうのはアレですね、お笑い系のTV番組をたくさんやってますけれども、
古い人の漫才が見られるのがイイですね。
なんていうんですか?ボーイズ漫談とか?
「♪お〜ま〜え〜は〜ア〜ホ〜かぁ〜♪」ってノコギリ叩くヤツ、あれ理屈抜きに好きですねぇ。
「いつもより多く回してま〜す」が見られなくなったのは残念ですが。
いとし・こいしとかも見られなくなっちゃったけど。
ああいうの見られるの、お正月だけですもんね。もっとやってほしいなぁ。
レッドカーペットとか、ちょっともうイイわ、って飽食気味。

そんなTVに飽きて、夕方、近所を散歩。
自然と恵解山古墳まで来てしまったのですが、ココは京都で3番目に大きい前方後円墳だそうで。
通ってた中学の庭みたいな場所だったので、今まで気にも留めなかったのですが、何となく行きたくなってしまったのです。
すると先客が。50〜60才くらいのそのおじさんは、きっと私と同じく「ちょっと出かけてくるわ〜」的な伝言で行くあてもなく出かけたものの、フラリと足が古墳に向いてしまったのでしょう。
しばらくすると、またおじさんが。
今度は犬の散歩風ではあったけど、いつものコースではなくフラリと足が古墳に向いたクチと見た。

人を古墳に向けさせる気持ちってなんだろう?
なんだかうまく説明は出来ないけど、おじさんたちのその気持ち、チョットだけ分かるよ。
ま、チョットだけ…。

古墳を登ると、お墓がある。普通の現代の墓石が立ってる墓地。
古いお墓の上に、新しいお墓があって、そこをおじさんと犬と私が元旦に歩いている。
無言で。
ああ、静かな元旦だなぁ〜…。

それから、むかし体育の時間に走った土手に出て、冷たい夕方の空気を吸い込んでから家に帰った。
山際には雲がかかって、キレイな夕焼けは見えなかったけど、そういうモンだと思った。

皆様、今年もどうぞよろしくお願いします。

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