ロシア・アヴァンギャルド展
Bunkamuraで開催中の『青春のロシア・アヴァンギャルド』展に行ってきた。
なんでも、モスクワ市近代美術館の所蔵作品をまとめて紹介する、日本で初めての展覧会なんだそう。
何が青春なんだかはよく分からなかったけど、シャガールのキュビスム絵画などが見られて、ちょっと驚いた。
あと、1枚1枚に作家の解説と、作品の解説が添えられていて、親切なんだけど、非常に時間がかかって、おなかがすいてしまった。
何も注釈ナシで“ロシア・アヴァンギャルド”と言った場合、
私なんかは、ロシア構成主義的なポスターなどを思い浮かべる。
いわゆる印刷物、デザインされたものが浮かぶ訳です。
が、本展は、絵画(主に油絵)の方からのロシア・アヴァンギャルドなので、思い浮かべたものとは違ったが、勉強になった。
あげるなら、ピロスマニの描く動物たちが良かったかな。
美術教育を受けてない、看板描きのピロスマニの絵は、生活(食べるため)と直結してて、分かりやすかった。
ちなみに、“ロシア構成主義”デザインと言えば、
こんなモノが浮かぶ私です。
YMO『テクノデリック』
著者:清水 正
Shi-Shonen『2001年の恋人達』
しりあがり寿『夜明ケ』これは、しりあがり寿さんが、装丁の祖父江さんと1ページも気を抜かないで作った1冊だそうです。
“ロシア構成主義”と言えば歯車、と歯車デザインも組み込んだデザインを祖父江さんに注文したんだとか。
初期3部作の中でもサイコーの1冊だと思うんで、是非読んで下さい。
これは、私が装丁デザインした本デス。
ウラ読みドストエフスキー
販売元:清流出版
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帯ははずされてるけど深緑色で、それも含めるともっとロシア構成主義っぽい。はず。
ちなみにドストエフスキーのイラストはしりあがり寿さん。
スミを使わず赤と緑の2色かけあわせで表現した、コストパフォーマンスにも優れた、自分も割と好きな1冊です。
あと、『新世紀書店』という北尾トロさんが中心になって行われた、渋谷Parcoパート1のロゴスギャラリーで開催されたイベントがあったんですが
その時に作ったフリーマガジンの表紙も、ロシア構成主義を意識してデザインしました。
あれ、良かったんだけど、手元に見当たらないなぁ。
このイベントは後に本になりました。
新世紀書店--自分でつくる本屋のカタチ
…というわけで、『青春のロシア・アヴァンギャルド』展、明日までなので、興味ある方はどうぞ。
上記のような印刷物はありませんが。
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