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2009/05/28

文春文庫から『ぶらぶらヂンヂン古書の旅』

Buradin_bunko『ぶらぶらヂンヂン古書の旅』(文春文庫)
北尾トロ
文藝春秋 (2009/06 出版)

240P / A6判
ISBN: 9784167753832
価格: ¥619 (税込)


北尾トロさんの著作『ぶらぶらヂンヂン古書の旅』が、このたび文春文庫から発売されます。
風塵社版と同様、文庫版もあきやまの装丁ですが、装い新たなイラストになっています。
裁判長!ここは懲役4年でどうですか』の北尾トロさんが、全国の古本屋をゆる〜く巡る!
お会いするたんびにイイカンジ倍増のナイスガイ、トロさんの本を是非どうぞ〜。

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2009/05/18

日経MJに『著名人のお墓を歩く』が紹介

Nikkeimj

2009年5月13日付けの日経MJに『著名人のお墓を歩く』が紹介されました。全文はコチラ→。
発売されてから8ヶ月ほど経つのに、とか、顔写真でかいんじゃない?とか、いささか驚き気味です。

よろしければ本の方もどうぞ。

著名人のお墓を歩く―谷中、染井、雑司ヶ谷編 著名人のお墓を歩く―谷中、染井、雑司ヶ谷編

著者:あきやま みみこ
販売元:風塵社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2009/05/14

写真で送る『青山ロックンロールショー』

2009年5月9日(土)、忌野清志郎の葬儀会『青山ロックンロールショー』に行ってきました。
私は、常々“写真は記録だ”と思っていて、その報道的なキモチを以て、当日会場に足を運べなかった人を中心にこの写真で体験してもらえれば、と思い、こうして葬儀の模様を紹介させていただきます。
写真は献花台の前以外はOKでした。そのルールを守った上で、故人に最大の敬意を払い、お伝え致します。

12時前くらい、青山一丁目駅を出たら「ファン順路」の看板持った人が。混雑の予感。

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促されるまま進むと、青山墓地の中に「列最後尾」の看板が。墓地の中で長らく待つ事になる。葬儀会場まで列がぐるっと回ってるみたい。

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遠方で来られなかった友人達の分も1人1本ずつ、お花を用意した。
お花屋さんに「清志郎のお葬式に持ってゆくので、なるべくハデなのにして下さい」と頼んだ。

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「裏にメッセージを」と、1人1枚ずつ芳名録が配られる。

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まだまだ長蛇の列。
12:00ちょうどくらいに、お墓の向こうの会場らしき方向から、ライブっぽいアゲアゲなアナウンスと共に、大音量でファンファーレが鳴り響く。どうやら関係者のみの葬儀が始まったみたい。清志郎の歌が大音量で流れる中、時折聞こえる「ウオーッ!」という歓声がうらやましい。私たちは、小刻みにリズムをとりながら、静かに並んだ。音楽が止んだと思ったら、人のボソボソした話し声が。弔辞かな。誰か分からなかったけど、竹中直人さんだけは滑舌が良いのかすぐに分かった。

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道の向こうも、ずっとずっと長蛇の列。なんだか13時〜の一般弔問のスタートが遅れて、14:30〜になったみたい。

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3時間ほど並んで、やっと受付に。「青山ロックンロールショーへようこそ」というアナウンスが流れ、ちょっとウキウキ。

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芳名録を渡すと、遺影ハガキをくれた。「イエー!感謝 for you!」と本人の字が入ってる。「イエー!って言えー!」って言ってた清志郎のダジャレのエッセンス、“イエー!”=“遺影”ということか?

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会場に入るまで、まだ列が蛇行。が、ヒトハタウサギの巨大バルーンと、外に向かって流れる清志郎の曲でライブ気分が盛り上がってくる。ちなみに持参のお花などは端っこのテントで渡す。そこで延々かかってる曲が『ファンからの贈りもの』。笑った。「♪贈り物をくれないか 後で楽屋に持ってきて もっとたくさん もっとステキなものを Woo彼女にプレゼントするんだから♪」ステキなものがいっぱい、ご家族に渡るといいナ。

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遺作となった『Oh!RADIO』も度々かかる。患っているとは思えないほどのパワフルな声の伸びに感動。喉頭がんを切開手術せず、喉の温存をとった清志郎。前日までの長雨も夜の間にあがり、抜けるような青空に、抜けるような歌声が響き、思わず胸が熱くなる。

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会場の屋根に原画か?

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そろそろ会場の中が見えてきた。

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廊下には、花輪の代わりと思われる札が。有名人がいっぱい。

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会場の床は、紙吹雪の残骸だらけ。13:00には終わっている関係者葬儀の華々しさがしのばれる。

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横の方に司会者らしき人が。たぶん長年ライブで盛り上げ役のアナウンスしてきた人だと思う。

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献花台に置く花を1本ずつ配ってくれる。目をまっ赤にしてる係のお姉さんもいた。

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ライブでのマントショーの補佐役の人が、ずっとマントを持って祭壇の傍らに居た。

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祭壇はきらびやか。手前にはギターや楽器などたくさん。戒名無しの「忌野清志郎之霊位」がでかでかしててカッコイイ!その後ろに遺骨箱が。それ見ちゃうと、もう、あふれますね。皆がすすり泣く声が重なる中、「キヨシロー!ありがとうー!」と大声で叫ぶ人も。私は声を出す事も出来ず、心の中で遠方からの友人達から預かった気持ち、自分の気持ちをゆっくりとお話しして、手を合わせてきた。でもやっぱりキヨシくんがいなくなるのはイヤだ!イヤだ、イヤだ!

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と思えば、祭壇の端のスピーカー脇には、清志郎の写真ボードが。「自分のお葬式ってどんな?」って見てるのね。泣き笑い。

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会場を出ると、本人直筆の「愛し合ってるかい?」入りの大きな写真が。

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ヒトハタウサギのふもとには、ポスターなどが。あ、『い・け・な・いルージュマジック』!

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ファンからの千羽鶴なども。

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テントの方にもいっぱい清志郎が。ジャンプする清志郎、一番奥でポージングする清志郎。

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ライブで使われたコタツ、タイマーズでかぶってたヘルメットも。

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ひととおり終わったら16:00すぎ。4時間くらいかかったか。帰りは「列最後尾」が駅の方まで延びていた。
後日のニュースによると、来場者は4万2000人。美空ひばりの時と一緒くらいなんですってね。終電以降も並んでて、200人くらい入れない人が出たらしいね。みんなで「アンコール!」だって。さすがロックショーだなぁ。

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そんな感じで、なかなか良い『ロックンロールショー』だったのでは。
この夜は、同行者と楽しくいっぱい呑んで、帰りに夜空を見上げたら満月だった。
晴れて、ホントに良かったね、清志郎。

最後に、魔のYouTube地獄にハマって最近知った曲を張っておきます。
『オーティスが教えてくれた』

自分の事を“ファンなんて言えない(もっと好きな人が身近にいっぱいいたので)”と思ってきましたが、今振り返ると、やはり自分の若かりし日々の色んなところに清志郎の歌があったんだな〜と思います。この曲の『オーティス』の部分を『忌野清志郎』に置き換えたい気持ち。
ロックをショーという形式に、興行にした功績は大きいと思う。もっと言えば、反骨精神とかで語られるモンじゃない気がします。良い意味でミーハー、その瞬発力を実現させる魅力を持った人でした。そして栗原清志というヒトそのものが、そのちょっとダメな感じも含め大好きでした。

これで、清志郎内容の日記も一区切り。
Love & Peace。

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2009/05/08

ロックに神様なんているの?

「清志郎を勝手に“神”なんかにしないでくれよ!」

しりあがり寿さんのコトバです。
“ロックの神様、逝く”との訃報を受けて、『いつから“神様”なんて呼ばれるようになったんだろう?』とかいう違和感の話を事務所でしていた時に、そんなコトを言ってました。「〜なんてね☆」なんて、オチャメってたけど。
しりあがりさんは80年前後のRCのライブに結構行ってるとか。普段は1度経験したらそれで良い性分なのに、こんなに行ったのはRCだけだそう。

やっぱり清志郎は、現役“バンドマン”なんだ。“神”じゃない。清志郎はみんなの中で歌ってるんだなぁ。
そして、しりあがりさんにはしりあがりさんの、私には私の、若い人には若い人の、それぞれ自分の清志郎が心にいる。それってスバラシーことだなぁ。
とか思った。

そんなこんなで、関係ないけど『タイマーズ』です↓。知らない方は、こちらの動画をどうぞ。
東芝EMIから発売予定だったRCのアルバム『COVERS』が、反核などの内容の件で「素晴らしすぎて発売できません」という新聞広告と共に発売中止。それに対する抗議の意味でゲリラ・ライヴバンドとして『タイマーズ』が発足されたんですね。
これは1989年生放送の「ヒットスタジオR&N」です。2曲目が問題のゲリラ演奏です。当時TV観てました。ゲラゲラ笑いましたよ。

『タイマーズ』を知ってる方は『アルカイダーズ』をどうぞ。↓
2002年頃の、長間敏(おさまびん)と神田春(かんだはる)によるユニットです。
1分35秒あたりから歌が始まります。

青少年諸君は、こんな大のオトナの悪フザケについて、不真面目に、真摯に、何がしたいのか、考えてみても良いかもね!
私が感じるのは、清志郎はデビュー当時から今まで、何も変わらないってコト。これってスゴイことだよ〜!

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2009/05/05

カセットテープっていう魂

連続で清志郎周辺の話題で恐縮です。ま、自分の気がすむまで気ままに書いてみようと思います。

昨日とかから、ようやくRCのCDとか聴けるようになってきたんだけど、朋友MRから“私は昔のRCのカセットテープ出してきて順番に聴いてる”なんて、ロックなコトを言うもんだからちょいとうらやましくなり、うちにもカセット残してたはず…と探したら、えらいモン見つけてしまいました。

もちろん、RCのアルバムダビングのテープはあったんですが、その中に混じって『TIMERS LIVE! at 神戸国際会館』ってカセットが!このタイトル文字、私の手書きでしょ!そう、このタイマーズのライブに私は行ってるのです。ブートレグ?え〜まぁ、アレでしょうなァ〜、たまたま持ってたカセットレコーダーの録音ボタンが誤作動しちゃったんでしょうなァ〜。しかし、よりにもよってタイマーズのライブとは、また貴重な。
ドキドキしながら聴いてみる(うちは未だにカセットWelcome)。それはもう開けてはイケナイ箱を開けた気分。
“ガチャッ”と再生ボタンを押すと、ザワザワとくぐもった会場音の中から、聞こえるのは司会者の声。「申し訳ありませんが、本日タイマーズは来られません…!」とたんに会場中は恐ろしいほどのブーイング(関西弁)。一番近くに大きく聞こえるブーイングはもしかしてアタシ?10代のアタシ??おそろしい。
そして司会者の「ちょっと待って下さい…あ、メンバーが来ました!」という小芝居のもと、間髪入れず始まる『タイマーズのテーマ』。
清志郎、もといZERRYの歌声が生々しく聴こえる!レコードと全く変わらない安定感のあるヴォーカル。スゴイ。そして感動するのは、バンドとしてのライブの運び方が絶妙!その時はただただ楽しくて気づかなかったけど。編集されてない分、生の空気感・臨場感がそこにそのまんまなワケさ!カセットテープって、ホントすごいね!

あと、それらといっしょに色んなオドロキテープが見つかった。
『SUPER JUNKEY MONKEY』のメジャーデビューアルバム『SCREW UP』。のダビング。
うわ〜テープで聴いてたんかぁ〜アタシ〜。伝説のクアトロライブも行ったなぁ〜。当時は、むつみさんの迫力ヴォーカルに圧倒されっぱなしだったけど、今聴くと、かわいしのぶさんの女子チックヴォイスがヤバイくらいエキセントリックで、バランスがメチャカッコイイ!
『SUPER JUNKEY MONKEY』、6月にLIQUDROOMで再結成ライブやるんですって!注目です。もちろん、私はチケット取りました。

あと、93年頃の松前公高さんの販売用の自作テープとか。
コピーで作ったカセットレーベルに(600円)とか書いてあってなんか揺さぶられる。聴いたら、やっぱりピコピコ系の音楽なのに、カセットだからちょっとくぐもってるのね、音が。もう、今じゃあり得ないじゃない、それだけでキュン。

あと、95年頃のクラブキングが無料配布してたと思われるカセットも。『サウンドディクショナリーVol.3』ということで、ラジオショーの趣きが。
ディクショナリーはフリーペーパーだけど、桑原茂一さんは紙だけじゃなくやっぱりこうやって音も配信してたんだなぁ〜昔から。とか。感動した。それを拾ってる自分にも。

カセットテープって音質で言えば、やっぱり1枚フィルター通したように向こう側の感じがあって、こもった感は否めないのだけど。
ただそれらを聴いて思った事は、音質がどうであれ、やりたいコトって全然くぐもらなくて、むしろ魂が透明感を持ってダイレクトに伝わってくるみたい、ってコト。
全部見えないからこそ全体像がふくらむ、みたいな。
ちょっとセンチかな。

こんな調子で実家探したらヤバイことになりそう〜。友人と2人でやった自演ラジオショーごっことか出てきたら、恥ずかしくて泣いちゃうかも。(笑)

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2009/05/04

『Springfields '09』に行ってきた

日比谷野音の春フェス『Springfields '09』に行ってきた。
出演ラインナップは以下。

EGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXX
・SAKEROCK
・LITTLE CREATURES
・Port of Notes
・細野晴臣

エゴラッピンの「ロックの神様へ届け!」という言葉で始まったこのイベント、いい天気の中、風に吹かれながら、お酒片手に音楽でサイコーに気持ちEー。
LITTLE CREATURES青柳拓次が、低めのテンションでいきなりポツリ「愛し合ってますか?」。なんかとてもイイ言葉に思えた。
昨日の今日なので、キヨシローへのコメントも結構あるかと思いきや、直接的なものはなく上記くらい。

安心してライブを楽しんでいたのだけど、細野サンにやられた。
登場するや
「僕は今日はお通夜気分です。(バンドのみんなに)今日はもう、若い人たちで頑張って!」なんて悲しみをあらわにしていて、胸が熱くなる。「今日、彼はピンクのスーツを着てました」とも。
アンコールでも「彼は結局ボクのライブに来てくれませんでした。でも今日は来てるかもね。」「彼の作詞で僕の作曲で、まだまだこれからもたくさんやりたかったのに…彼が歌詞を気に入ってるこの曲をやります」と言って、今日の出演者がみんな出てきて『幸せハッピー』をやってくれました。
「♪ 幸せだ ハッピーだ これがすべてだろう〜 ♪ 幸せハッピー それこそが 人生のすべてさ ♪」細野サンが歌ってました。

演奏後、細野サンは演奏者たちに土下座の敬意を。
細野サンのキヨシローに対する想いがあふれた、哀しくて優しいステージだった。
チケット買った時は、まさかこんなモノになるとは思ってなかったけど、今日このイベントを観られてホントに良かったなぁ。

細野サンは、9日の告別式に行くって言ってました。私も行くつもりです。せっかく東京に住んでるしね。京都の端っこで多摩欄坂に想いを馳せてた中学生の自分からは、キヨシローのお葬式に出席する日が来るなんて想像もできなかったけど。
大好きなどんとも死んじゃったし、赤塚不二夫も死んじゃったし、キヨシローまで…人ってね、死ぬのよね、そんなコトを考えると、なんだか自分も年をとったんだなぁ〜と思います。

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2009/05/03

バナナ会〜キヨシロー

Bananakai

うららかな連休のさなか、次回バナナシスターズの打ち合わせ&練習で、AKRとMRとMMCが近所の公園に集合!もちろん楽器も持ってきたけど、お弁当も持ち寄りで☆すごいね、オレら。コレ、みんな手作りだよー。AKRが中華風豚肉と野菜の豆板醤炒め、MRがちらし寿司、MMCがラタトゥーユとポテトサラダ。いや〜なんか晴れた日に外でウクレレ弾くのは気持ち良かったデス。バナナシスターズ、年内にライブの予定ですすめます!期待して待っててね。

で、公園でお日様浴びながら呑み、みんなでうちに来てダベリながら呑み、夜は最寄り駅の居酒屋でMUさんを交えて呑み、深夜はまたうちで半ねむになりながらお泊まり会で呑み、みんなでいっぱいいっぱいお話しながら、いっぱいいっぱい笑ってたら……………

キヨシローが死んじゃった

虫の知らせなんて無かったよ。
知らせてくれたTJ、AKRありがとう。そしてたまたま今日居合わせたMR、いま一緒に居れてホントに良かった。

今はただボンヤリしてる。
骨へ転移した10ヶ月前のニュースの方が泣いた。
ニュースの文字や人の日記の文字が、あんまり頭に入らない。
ニュースの写真が見れない。
1988年のツアーパンフがあったはずだ。本棚から引っ張りだした。
超セクシーな歌ってるキヨシローのページを広げて、Macの上に乗せた。

…今はそんなとこか……
ため息が出るってことは、落胆してるのかな。アタシ。
いずれ来るとは分かっていたけど、
まだ
良く
飲み込めない。
デス。

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