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2010/09/13

『マン・レイ展』最終日

国立新美術館での『マン・レイ展』、最終日観てきました。
ええ、やっぱり最終日の夕方は混んでました。

いわゆるマン・レイの代表的な作品は、90年代初め頃セゾン美術館で行われたもののほうがたくさん展示されてた気がするけど、今回のは晩年のカラー写真が観られたのが珍しかったかな。

ソラリゼーションが好きで、美大生だったころ暗室に閉じこもって写真ペシャペシャやって、なんとかマネようとしてみたもんです。でもなかなかうまく行かないんだよ。数年後、フォトショップのフィルターで「ソラリゼーション」みつけて愕然とするんですけどね。

あと、フィルムのベタ焼きの時に、印画紙に洗濯バサミ乗せて白い陰つくって「レイヨグラフ〜♪」とかやったよね。みんなやるよね?
そういえばモノクロ引き延ばし機、今でも押し入れに持ってるわ。自宅のお風呂場で酸っぱい匂いさせながら引き延ばしとかやったなぁ。
ああ、また暗室入りたいな。誰か奇特な人、私に暗室を与えてください。赤い光の中で、一人作業したいわ〜。

そう言えば渋谷のギャラリーに勤めてた頃、「宇田川町のキキ」と言われたこともあったっけー、それってなんかすごーい、オカッパだったから?

…とか自分の事も色々回想しながら観てました。

「作品タイトル」の次に「油彩」とか「インク/紙」とか書いてある表示物あるじゃないですか?そこに「ミクスト・メディア」って表示されてる作品がいっぱいあったんだけど、なんかその表現ももう古い感じするなぁ〜…としみじみ思ったのでした。
80〜90年頃までは、「ミクスト・メディア」はちょっとカッコよかった。
でも今や、ほとんどの家庭にPCやTVがあったり、いろんなメディアや媒体が氾濫する昨今、メディアがミックスされてるのなんて珍しくもない、あたりまえ、っていうか。ちょっとサミシイような、そんな気がしましたよ。

そんでまぁだいたい、ダダイズムなんてのは笑いの要素も多大に含んでて、展示の最後の方は「のぞき」とかまで行ってて、なんかもう笑えんのね。
そういえばデュシャンも晩年の作品に「のぞき」があったような…あれ、示し合わせたんじゃないの?とか。

一番最後はお墓の写真で終わってたんですが、墓石に刻まれた文字は、
Unconcerned But Not Indifferent (無頓着、しかし無関心ではなく)」。
なるほどな〜。けっこうムズカシイですよ、それ実行するのは。ステキにストイックです。
お墓は、マン・レイ没後10年に夫人が建てたものらしいです。
この文字は、マグカップやトートなどのグッズになってました。で、思わずTシャツ買っちゃったんですけど(笑)。
これ着てモンパルナス墓地に行く日が、いつか来るかしらん?

ダダ…この精神は私の心の深い所に眠ってるんですよ、今まであんまり言ったことないですけど(笑)。
ええ、私ダダイストなんですよ。
80歳くらいになったらヘーキでそう言いたい。ボケと言われてもね、笑顔でそう言えるような生き方してたいな。
今は、まぁ…色々あるしな。ははは。

みんな、スーツまとった、学生服来た、ハンドルにぎった、おたま持った、心はダダイストだと思って、毎日を孤高に生きられたらエエと思うんだがねぇ〜。どうだかねぇ〜。

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コメント

みみこさん、お久し振りです!
マン・レイ展、昨日最終日だったんですね~。
いきたいな~どうしようかな~と思いつづけて、
すっかり日にちをチェックしてませんでした。。残念。
僕の場合、単純に「美の巨人達」を観て
いきた~いと思っただけなのですが(汗)

投稿: ふじの | 2010/09/14 11:04

ふじのくん、ごぶさたですー。
「美の巨人達」でやってたんですね、知らなかった。
どうりで人が多い訳だー。
次回あったら是非行くといいと思うよ〜!

投稿: mimico | 2010/09/14 12:23

ぜひ行きたいです~。
次回は大阪でやるみたいですね!
さすがにそこまではいけないかな?(泣)

投稿: ふじの | 2010/09/16 01:58

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