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2012/08/07

富士山に挑戦だ!(序章)

「今年こそ富士山に登ろう!」
3月末頃だったかな、しりあがりさんがまぼろちのライブ後の打ち上げで言い出したんだね。
しりあがりさんは去年も
「一生に一度は登っておかないと、ネ!」
「どうせ登るんなら若い内に、と思わない?」
とか言ってて、場の人たちは「そうだよねー、登ってみたいねー」という人と「え〜…カンベン」という人に分かれてた。
私は「登ってみたい気持ちはあるけど…ハードル高過ぎるしムリだよなぁー」てカンジ。諦めモード。

自分の登山経験を思い出せば、しんどいのはイヤだけど山の風景や空気が好きだってんで、軽〜いハイキング程度は行ってた時期があった。
乗り物を使って高所まで行ける「立山黒部アルペンルート」には3〜4回行ってて、標高2500m級の室堂平とかを軽くトレッキング(ほんとーに軽ーく)したり。同じく乗り物乗り継いで登る箱根の山とか。バスでほとりまで行ける知床五湖トレッキングや。あとは、尾瀬を軽ーくトレッキングとか。あとは小学生の時は毎年テント泊のキャンプをしていたとか。決してガッツリ登山ではなかったんだネ。

一時、気を良くして「上高地→西穂高→奥飛騨」に挑戦した事があった。
穂高と言えば日本で3番目に高い山。西穂高はもう少し低いけど、連峰だし。周りは高山ばかりだわな。(当時は薄々知ってたものの、よく分かってなかった)
多少アウトドアには馴れてきてたものの、専門の格好をするのが多少気恥ずかしく、大袈裟な気もしていたので、Gパンと普通のスニーカー、日帰りのつもりだったので長袖もシャツ2枚程度の軽装だった。(季節は真夏)
結果から言えば、登りに時間がかかりすぎて下山の時間がなくなってしまい、頂上の山小屋に駆け込み宿泊するハメに。しかも途中、道に迷いそうになったり。上部には雪渓も残る寒さ…。
これでも自分なりにルートとか調べて時間的な予定も立てて、行ける、と思ったんだよね。
初心者が一番陥りそうな、ともすれば遭難ってパターン。山を軽く見てた。そんなつもりは全くなかったんだけど、危機管理意識が足りなかった…。(反省)
そして登りが本当にキツかった! 戻る事はもはやムリ、進むしかない、同行者と励ましあいながら道を見つけて運命を共にする…人生の縮図を見たような気がしたんだよ、マジで。
その分、2400mの雲上に広がる、翌朝の神々しいばかりの日の出と、瑞々しい森の空気と光は、一生忘れられない。今でも鮮明に思い出す! 苦労して上がってきて、本当に良かったと思ったよ。

ここでの経験が、今の自分を山へ駆り立ててるような気がする。
今度はちゃんとまともに登山して、またあの景色に身を置きたいのかもしれない。
でもそれも10数年前のハナシ…この怠けた体が動くのか?

そんなこんなで「さるハゲ ワンゲル部」(笑)がゆる〜く結成。
まずは月1の練習で低い山から…ダメなら諦める、というノリで。
まぁそれなら行ってみようかな、ってカンジで、私の富士登山への挑戦が始まったのでした。
も〜そりゃ半信半疑で。(笑)


以降、富士山までの登山をご紹介! →

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