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2012/10/25

富士山に挑戦:2 須走ルート [本6合目ー7合目ー本7合目]

<本6合目> 15:05頃 出発
↓ ジグザグに登ってゆく。ふと下を見ると、さっきまで休んでいた本6合目が見える。
景色は曇って全く見えない。
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↓ 途中で鈴塚みたいなところがあった。鈴がいっぱい掛けてあった。
下から雲が上がってきて、瞬く間に雲の中に入る。ガスに包まれてハァハァ言いながら登る。地道に、地道に。

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<7合目> 3090m 16:15頃「大陽館」到着
↓ さすがにしんどいー。山小屋の配置が上に行くほど近くなっていて、気分的に助かる。
寒くなってきたので、Tシャツ&パーカーの上にフリースを着る。
もう頂上がハッキリ見える。

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↓ イスに座って下を見ると、雲海が! 知らないうちに高い所まで来たなぁー。風が強い。深呼吸。高山病にならないように酸素水を飲む。

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↓ 登ってくる人が、雲の中から現れるようだよ。

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↓ こんな売店も。前のイスで外国人が半袖でくつろいでた。寒くないの?

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↓ 16:45頃 7合目出発。
樹がなくなって、自分の靴音「ザック、ザック」だけ聞きながら、呼吸に合わせて歩く。自分の具合と相談しながら、地味な作業の繰り返し。

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↓ 土肌から雪が覗いてる場所も! 寒いはずだ。

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↓ 雪が覗いてる場所は、しっとり濡れていた。
そして心臓がバクバクいいすぎないような遅さで、ザックザックゆっくり登る。一歩を大きく踏み出して筋肉を使うと、酸素もたくさん使ってすぐツラくなるから、なるべく平常心で小さい歩みで。道幅の中でもジグザグに登って心臓への負担を少なくしようとする。が、やっぱり空気薄くてバクバクする。

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<本7合目> 3200m 17:45頃「見晴館」到着
↓ やっとここまで来た〜! 山荘前の鳥居をくぐる瞬間は、いつだってホッとする。
この本7合目の鳥居をくぐるときは、この角度でしか撮ってない。それくらい余裕が無かったってことだネ。さすがにしんどいしめちゃくちゃ疲れた〜。

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↓ ヒ〜…振り返ると雲の中に人が立ってるよう…。ゼーゼー言う息を整える。少し先に着いた仲間が集まって思い思いに休憩してる。よくはぐれずここまで来たもんだ。遅い私に合わせてもらったりして有り難いよなぁー。
高山病になってないかお互い確認する。確かにしんどくはあるけど、如実に高山病でダウン、という人は出てなくて安心。
そして、みんな口を揃えて「思ったよりツラくなかった〜!」
確かに、ジムでステップした時よりツラくない!

R0022121↓ 上を見上げると、すぐそこに8合目の建物が見える。が、もう今日はこれ以上行けない、絶対行きたくない!

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↓ 今日の宿はここ本7合目の見晴館。予約をしておいた。

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↓ 中は、割とこぎれいなスペース。食堂スペースが憩いの場所。

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↓ 「先に来た人から順番に食べてー」と言われ、18:30頃 夕食。カレー。サラダは皆で分ける。缶ビールを飲んだけど、気圧のせいかたくさん飲める気がしない。

みんなで明日は何時に出発か話し合う。ご来光をどこで見るか、だ。
私はここまで来れただけでもう気持ちは十分。ここでもご来光が見れるので、頂上へはその後でイイや、なんて思ってたけど、私以外の皆は、頂上でのお鉢巡り(頂上の火口一周)をしたいという事で、その時間を加味すると早く出た方が良いと言う。そらそうだ。私だってここまで来たなら頂上への挑戦もしたい。お鉢巡りは分からないけど…(笑)。逆算してAM3:00には出発しよう、というような話になった。AM2:30には起きねば。

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↓ 夕食後、外に出るともう暗くて、風がゴーゴー吹いてる。めちゃくちゃ寒い!

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↓ 寝るスペースは2段になってて、我々15人様ご一行は、1階に12人が、2階に3人が割り振られた。もちろん他のお客さんもいる。1つの布団に2人ずつなので、ギューギューになりながら寝た。それでも宿側は「いつもよりスペースあるのよ」的な対応。着替えもままならない状態で、私はトイレで着替えさせてもらう。
汗をかいたものから翌日のウェアへ。起きてそのまま行けるように。
そして20時頃就寝。

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なかなか寝られなかったけど、ウトウトし始めたら、今度はなんだか暑くて苦しくなってきた。貧血のような息苦しさや目眩が…。足が痺れるような感覚に「そうだ、高機能タイツ履いたままだ」ということを思い出す。そういえば(血行が悪くなる可能性があるから就寝時は脱いで下さい)と注意書きがあったんだ。
ヤバイ血が止まる、と思い、暗闇の中フラフラしながら布団の中でタイツを脱ぎ、ハーフパンツに履き替える。
(フフ…よもや私が布団の中で着替えてるとは誰も思うまい)
しばらく治ったかのようだったけど、やっぱり胃がムカムカ気持ち悪く、貧血みたいに暑いのに冷や汗が出るような感覚が襲ってきた。

今思うと、高山病になってたらしい。
ガバッと起きてトイレへ立つ。
この起き方がまた悪かったらしく、ひどい目眩が襲ってきた。トイレは外。外は真冬くらい寒くて風が強いけど、もうかまってられない気分で目がチカチカしながらトイレを済ます。
そうすると少し具合も良くなってきて、吐きそうな感覚はおさまってきた。

そっと布団に戻り、ゆっくりした深呼吸を意識しながら、じっとしていた。
徐々に目眩もおさまってきて知らないうちに就寝していたが、この時ばかりは「自分ヤバイ」と思ったし、富士登山の中で一番苦しかった瞬間かもしれない。

後から聞くと、数人が就寝時に同じように高山病(酸欠)になってたらしく、みんな苦しい思いをしたそうだ。
なんでも、就寝時は無意識なので、普段と同じ浅い呼吸になって高山病を発症しやすいそう。
恐ろしいゼ、高山病!

※次の記事へ続く →

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