さるフェス'13 終了!
もうさるフェスが終わってから1ヶ月経っちゃいました。あれよ、あれよ、ですネ。
お昼にカレー作ってたら夕方になっちゃいました、みたいなネ。(それ今日)
ま、それもこれも反省しつつ、さるフェス'13を時間軸を追って振り返ろうかと。
↓ 何と言っても、今年は「劇団さるフェス」と銘打ったお芝居が、各箇所に散りばめられていたのが特徴だったナァ。
全部で5回に分けて「桃太郎」をやるんだけど、各回で桃太郎役が違う人。おじいさんになったり、美女に若返ったり。その夢うつつのような混沌ぶりが、しりあがりさんの漫画みたいだなぁ〜、なんてネ、思ったのだよ。
下記は、オープニングのお芝居。しりあがり寿さんが桃から出てきて、ご挨拶。
後ろで、山や川をやってる開幕ペナントレースの皆さんも、スゴかった〜。
そして「不老不死」の宴は始まる。
Youtubeで動画を見つけられたものだけ貼らせていただきました。
↓ ■万座ロック
↓ ■I.M.O.
↓ ■バナナシスターズ(撮影:サイモンガーさん)
<曲目>
1.世界の国からこんにちは(さるフェス'13バージョン)
2.レモンティー(シーナ&ロケッツ カバー)
3.When Erastus Plays His Old Kazoo(20's Jazzのカバー)
4.さいざんす・マンボ(トニー谷 カバー)
5.お化けのロック(郷ひろみ&樹木希林 カバー)
<メンバー>
アンデス&カズー&唄:ミミー(あきやまみみこ)
バイオリン&カズー&唄:ジーノ(藤野智士)
ウクレレ&カズー&唄:ミリー(まつもとみみり)
「バナナシスターズ」は私がリーダーをやってるユニットで、前回よりメンバーも大幅に変わるので、当初は他の名前でやろうかとも思いました。
けど、所詮同じ人から出てくるアイデアなんだから、どんなに内容が変わっても「バナナシスターズ」の名前でやろう、と決めたのね。
そんで、一から自分やメンバー、そしてさるフェスに向き合うこと数ヶ月…。
結果、方向性自体は今までとそんなに変わらなかったかも(笑)
「格好良く気取る」という文字は私の辞書になかったんだね、残念ながら。早々と諦めたら、自分の中にあるモノが見えてきたってカンジ。今回は随分“笑い”寄りになりました。
メンバーのポテンシャルの高さにも随分助けられたしネ。
お芝居の「あてがき」ってこんなカンジなのかな、と思ったり。
まぁ上記の発言が、もう「ディレクション側」ですね。(苦笑)
もう出ないで演出側に徹しようかな、と思ったりネ。
あと、オケね。
今までは、生演奏だったり、オケの場合でも人に作ってもらったりしてたんで、自分で作るのは、これまた時間との戦いでした。
生まれて初めてだしね、最初は2小節に3時間もかかったりして。
もう、ニカウさんがコーラ瓶持った状態と同じですもん。
猿にモノリス、ですもん。違うか。
とにかく、何が何だか、見てるだけで一日過ぎちゃいそう。
触ってるとすごく楽しくなってくるんだけど。収集つかなくなったり。
もう、最後の最後までオケの直しをしてました。
最終的には、唄の邪魔にならなかったみたいで、良かったです。(ホッ)
ステージ後に届いた感想もまぁ良くて、どうやら成り立って見えたようで…(ホッ)
全て一から組立て直したワケだけども、バナナスターズで似非ハワイアンやってた時代からの蓄積があったからこそ、今回が成り立ったワケでもあったんだよね。
今まで、バナナスターズとバナナシスターズに関わった全ての人に、この場を借りて感謝☆ ドモ、アリガトネ〜♪
自分としては、生まれて初めての打ち込みでオケを作れたことと、本番で意外とノビノビやれたのが、収穫かな。
「今回が最後かもしれない」と聞いてたんで、年に一回だけ出るシロウトなりに“やれるだけやった”充実感はあったナ。
さるフェスの「社内の人が出る宴会」というワクを、全うしたのではないかと自負しております。
バナナ、楽しかった〜!
もう来年やりたい事がフツフツと湧いてまーす☆
↓ ■The Pen Friend Club
↓ お決まりのように、大日本のプロレスラーになぎ倒される「桃太郎」出演者たち。
↓ あのグレート小鹿さんが桃太郎! 犬と猿はアホマイルドのお2人。
↓ 今回はフードも満載。
'12さるハゲカレー大会チャンピオンの「これりん家のやさしい和風白菜カレー」。
出汁が効いてて美味しかった〜♪
↓ 「出張!タケミご飯。」のおにぎりセット。
鈴木砂羽さん始め、女優さんが売り子をしてて、ビックリしたり。
↓ そしてコレ!「青いカレーパン」。
ボクデス & のぐお & ヌンチャク プロデュース!
右の青いカレーのが普通バージョン。左の赤いカレーが当たり。
私は当たって、のぐお特性ヘビストラップもらっちゃった♪
青い色はクチナシ色素だそう。味はかなり美味しかった!
↓ ■パスカルズ
↓ ■ファンシートラックス
↓ ■サイモンガー・モバイル
↓ ■剛連合
↓ 休憩スペース「深海」では、占いや鍼灸やメイド喫茶や似顔絵も。似顔絵は世界チャンピオンの田畑伴和さんが描いてたり。
↓ ■BLACK KILLER
↓ ■親戚 〜 フィナーレ
<曲目>
1.親父の小言1
2.不老不死の唄
3.一月一日
<メンバー>
ヴォーカル:しりあがり寿
ギター:村山章
ドラムス:平川雄一
ベース:あきやまみみこ
ウサギ:町田とし子
しりあがり寿率いる宴会パンクバンド「親戚」は、今年もトリを務めさせていただきました。
「桃太郎」劇場の最終話で、鬼が島の鬼の役なので、角をつけて演奏。
前のステージで客を皆殺しにしたキャサリンが、鬼の娘として再登場。
「不老不死ー!」と叫んだり「殺してやる!」と凄んだり、もう面白かったです。
「不老不死の唄」が今回の為に作った新曲で、結構スキでした。
またビデオが来たら公開しますねー。
そんでやっぱり紙吹雪に三本締めはイイ。これで年が明ける!
↓ この直後にステージ裏で撮った一枚。
知久寿焼さん、キャサリン(中里順子)さん、サイモンガーさん、嫁モバイルさん、村山章さん、まじまんが(間嶋健太)さん、バナナからミリー(まつもとみみり)さん、ジーノ(藤野智士)くん、鬼の私。
なんかスゲーメンバーだ! わけ分かんない! これぞさるフェス!
しりあがりさんのデビュー作で「エレキな春」って漫画がある。
1985年の短編集なんだけど、この中でもう既にさるフェスを彷彿とさせるエッセンスが散りばめられてて…。
中でも、定年を迎える課長の送別会を描いた一編「グランド フィナーレ」が頭をよぎる。
…それはそれはもう、とても素晴らしい送別会。あっちでドンドン、こっちでキラキラ、夢のような、胸がキュンとするような、楽しくて儚げで、もんのすごくイイ宴会…。
これを高校生で読んだ時は、正直よく分かんなかった。
けど、20代で働くようになってから読むと、グッとその宴会の良さが分かった気がした。
30代では、その宴会が輪をかけて輝いて見えた。
そして今、泣きたいほど課長がうらやましいし、こんな宴会がしたい。
年をとって分かる事が増えた。
年をとると言う事は素晴らしい。
ちょっと脱線したけど、しりあがりさんの脳裏に渦巻いてる「さるフェス完成形」は、実はこの辺に端があるんではないか、と、密かに探っている。
機会があったらゼヒ読んでネ。
『エレキな春』(白泉社文庫)530円
しりあがり寿 著
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コメント
ミミーリーダー!!いてこそのバナナだよ♪
バナナは今や、ミリーの生き甲斐!?にまで進化♪
年に一度の大宴会!!
こんな夢みたいな混沌とした場所ほかにない!
楽しすぎる。あの三本締めでやっと年が明けるよ〜♪
おつかれさま〜ありがとう!!★★★
投稿: mimiri | 2013/03/02 11:24
ミリーさん
お疲れさまでしたー!
いつも遠くからありがと。
また楽しい事やろうネ♪
投稿: mimico | 2013/03/02 13:17