バリ島の旅:食のまとめ
1月末にバリ島に8日間行ってきました。なんだかんだでバリ3回目。メンバーにも恵まれ、どこを切っても楽しいことしかない旅でしたが、何を食べても美味しかったのも楽しさの大きな一因な気がします。
というコトで、食の総括。(しかしません)
写真分、いや、写真にないものまで全部食べたかと思うとおそろしい。もちろんみんなでシェアしてるんですが。1人100円くらいの埃だらけの屋台から、2000円くらいの小洒落たレストランまで、様々なランクのお店に行きました。いや〜たっくさん食べたな〜。
食い倒れという言葉がありますが、食べ過ぎで最終日から胃腸を壊して文字通り倒れましたよ。もうこれはおなかがあたった、というより「バチ」があたった、という感じです。バチがあたるくらい楽しかったんだもの、でも反省はしませ〜ん。
これからバリに行く人は、是非地元の人でにぎわってるような食堂(ワルン)にも行ってみてほしいです。バリまで行って、食べなれた料理が出るキレイめのレストランだけじゃ、ホントもったいないと思うなぁ〜。
あと、今回の買い物で自分的にヒットだったのが、下記写真の鍋(約190円)と椰子の砂糖(約21円)と塩(約8円)。(於ウブドのビンタンマート)
ペコペコのアルミのこんな悪い鍋、日本にはもう売ってないでしょ!フタの模様、側面の星のロゴ、取っ手の付き方、どれをとってもカッコ良すぎる!バリでは、こういうたぐいの、ものすごくドデカイ鍋で、なまずを漬け込んだり、スープを煮たりしてました。
茶色いかたまりは、たぶん椰子の砂糖かと。売り場に椰子の絵が書いてあった事と、カフェで食べたパームシュガーのお菓子に香りが似ていた、という推測から。黒糖のような濃厚な甘い香り。何に使おうかな?
赤い文字の袋も、たぶん塩だろうという勘で買ってきたので、日本に帰ってからパッケージに書いてある言葉を検索。それでGARAM=塩、MEJA=食卓、BERIODIUM=ヨウ素、IKAN=魚、TERBANG=飛ぶ、ということを知りました。訳して“トビウオ印のヨウ素入り食卓塩”という事でニンマリした訳ですが、そこで「ん?ヨウ素って何だっけ?」と疑問に思うワケです。
調べていくうちに、ヨウ素は海藻などに多く含まれるコト、ヨウ素が足りないと甲状腺異常などになるコト、東南アジアや中国などでは欠乏する事が多いため塩に添加されてるコト、などなどが計らずともスルスルと紐解かれてきたのです。
日本では、島国という事もありコンブなどを良く食べるので必要性をあまり語られないけれども、バリでは、保健局が市場を抜き打ち検査して、ヨウ素の入ってない塩を販売した業者に注意がいったりするらしいです。それによってヨウ素欠乏症率が30%(1980/82)から14%(1995/98)に下がったとも。
海外に行ったら、必ずと言っていいほどその国の塩を買って帰るのですが、結構お国柄が出るもんです。
塩は生きて行く上で不可欠なので、安いのも魅力。もちろんヨーロッパでは岩塩など高価な塩もありましたが、精製しすぎない雑味のある塩(=ミネラルたっぷりで安い)が断然美味しく思います。
このトビウオ印のバリの塩を、ちょっとなめてみました。
とびきりしょっぱくて、旨味があって、なんだか、なんだかもう、キュンとしました。
あぁ、早く次の旅に出たいなぁ…。
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