2012/11/01

六甲ミーツ・アート 芸術散歩2012

現在開催中の「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2012」というイベントで
しりあがり寿さんの作品「レストランの秘密」が展示されています。
六甲山の山頂の施設を利用して、様々な現代美術が展示されています。

しりあがりさんの作品は、3部屋に分かれていて、それぞれ趣きの異なったインスタレーションになっています。
私は、この作品で、流れてるアニメや映像作品の制作、展示などに携わらせていただきました。アニメって地道な作業だけどオモシロイんだよね!
そしてしりあがりさんはフツーにもろもろこなしてるけど、出来上がるモノは尖っててスゴイと思う。
なかなか規模のでかい展示で、かなり狂気で面白いと思うので、神戸に行かれた際はゼヒ六甲山にも登ってみて下さい。
他の方の作品も、自然と共存しててとてもいい感じですよ。

しりあがりさんの作品は、youtubeでダイジェストが見られます。
「レストランの秘密」

今月25日(金)までです。
ぜひ直に見てみて下さいネー!

■『六甲ミーツ・アート 芸術散歩2012
会期:2012年9月15日(土)~11月25日(日)※期間中無休
開場時間:10時~17時 ※一部施設除く
会場:六甲ガーデンテラス、自然体感展望台 六甲枝垂れ、六甲山カンツリーハウス、六甲高山植物園、六甲オルゴールミュージアム、六甲山ホテル、六甲ケーブル、六甲ヒルトップギャラリー
   ※しりあがり寿は、六甲山カンツリーハウス内のレストラン「グリル」全面を使ってのインスタレーション展示となります。
料金:有料会場をお得に巡る事ができる周遊チケット
   当日券:大人(中学生以上)1,800円、小人(4歳~小学生)900円
   前売券:大人(中学生以上)1,500円、小人(4歳~小学生)750円
<参加アーティスト>敬称略
淺井裕介、開発好明、片桐功敦、加藤泉、クワクボリョウタ、しりあがり寿、タン・ルイ、東恩納裕一、山本聖子、伏見雅之、藤江竜太郎、渡辺英司

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2012/10/19

「大アックス祭2012 My Another Jackets」見にきてね

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(イラスト:逆柱いみり)

オルタナティブコミックス「アックス」(青林工藝舎)企画で毎年恒例となった「大アックス祭」、3回目にして、あきやまみみこ 初めて参加させてもらってます!
私は、アックスに漫画は描いてないけど、巻末の方に小さなコラムを書いてて、今回お声をかけていただきました。嬉しいナァ〜。あこがれの大作家さんたちに紛れてチョロっと1枚飾ってもらってまーす♪

今回は「My Another Jackets」と題して、総勢56名の作家が、自分の好きな曲、アルバムのCDジャケットをイメージのままに描くというもの。
私は「黒ネコのタンゴ」のイラストを描いたので、良かったらゼヒ見にきて下さいネ!
ほとんどの作品はジャケ原寸。買ったらそのままCDケースに入れて飾れるよ♪

■『大アックス祭2012 My Another Jackets』

期間/10月19日(金)〜11月4日(日)12時〜19時 ※月曜休廊
会場/ビリケンギャラリー
   東京都港区南青山5-17-6-101
   電話03-3400-2214

参加作家陣(順不同)/近藤ようこ・池田ハル・島田虎之介・友沢ミミヨ・筒井ヒロミ・菅野修・あきやまみみこ・ひろせべに・コマツシンヤ・安斎肇・英之助・和田みずな・藤宮史・ まどの一哉 ・シバ(三橋乙椰)・ツギノツギオ・オカダシゲヒロ・しりあがり寿・甲山弓・あらいあき・衿沢世衣子・小口十四子・河井克夫・古泉智浩・クリハラタカシ・ 川崎タカオ・駕籠真太郎・齋藤裕之介・逆柱いみり・世良田美波・鈴木詩子・田中六大・鳥子悟・かなまち京成・花くまゆうさく・藤枝奈己絵・堀道広・三本美 春・本秀康・松井雪子・磋藤にゅすけ・後藤友香・みぎわパン・鈴木翁二・河村康輔・佃美奈江・関根美有・星園すみれ子・根本敬・西岡千晶・蛭子能収・福澤 光成子・マスク ベビー・杉山実・井口真吾・東陽片岡。

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2011/09/11

三國シェフの食育授業で紙芝居を描いた

先日2011年9月5日に、小学校の食育授業に立ち会ってきました。
これは、フレンチの三國清三シェフが定期的にずっと行っている食育授業の一環で、今回は紙芝居を使って“食と命”について考える、という趣旨のもの。
その紙芝居の絵を、私めが描かせていただきました。

内容は、南米のビルカバンバという長寿で有名な村が、有名になってしまったがために欧米の食文化が入り、運動もしなくなってしまったため、短期間で寿命が縮んでしまった…という実際のお話。
この食文化について考えよう、という授業です。
私としても、やりがいのある内容でした。

ということで、せっかくなので現場を見学させていただきました。

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↑ 担任の先生が情感豊かに紙芝居を読み上げる

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↑ クラス全員が見入ってる…キンチョー! 三國シェフも端っこで一緒に。

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↑ 教室で三國先生のお話。小学生とのフランクな会話が面白い。

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↑ みんなしっかり引き込まれてる。最後は三國シェフの計らいで、私も皆さんの前で紹介していただき、小学生の質問攻めにあいました(笑)

いやしかし、絵の仕事をすることはあっても、それがどんな風に現場で受け取られているかは、なかなか知る機会がない。なもんで、後ろでドキドキと見守っていたんですが、先生が次の絵をめくると、「わーっ! わははは!」って笑いが起こるじゃないですか。
笑わすつもりで描いてないので、何を笑っているか分からないんだけど、こっちは。
けど、面白いページはみんな同じみたいで、静かなページはみんな静か。笑うページは揃って笑ってました。
…なんだぁ、結構ウケてるじゃないかぁ…!(涙) ホッとしました。

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↑ 紙芝居の一部。どうやら面白い顔の人がいる、とか、おじいさんがムキムキ、とか、太ってる〜、とか、そんな事で笑ってるらしい。アルパカだけで笑う貪欲さ。ありがたい。

そして最後、授業の感想を言うコーナーでは、三國先生への感想などが挙手で発言されるのですが、「絵が面白かったです!」と言ってくれる子がいました。
担任の先生が「あ、クラスの画伯なんです」とすかさず紹介。
うわぁ〜、クラスの画伯に褒められちゃったよ〜♪

休み時間には、その画伯が自作のマンガ冊子を持ってきてくれて、座って見てるうちに、周りは人だかりに。
「ねぇねぇ、こっちも見て!」「このキャラはねぇ〜…」「これはこの子が描いたんだよ」「次の休み時間はいる?」「今度いつ来るの?」「絶対来なきゃダメ!」「このマンガ、1冊あげるよ」
一斉にしゃべるたくさんのまっすぐな瞳が、本当にまぶしくて。
 そんなぁ、マンガはもらえないよ。みんなで大事に読んで。
チャイムが鳴り、振りかえり振りかえり席に戻った女の子の目が忘れられない。

…もうね、カワイクてカワイクて、感激でした。みんな、ありがとね。これだけで半年は無意味に生きて行けそうな気がした…ゴメンな、ダメな大人で…

授業後は、三國シェフや校長先生と別室で給食をいただいた。久々の給食もおいしかった〜。

しかし、三國さんはイイ仕事をされているなぁ〜。
だってあの世界の一流シェフ、有名なレストラン「オテル・ドゥ・ミクニ」の三國清三が、「食」を教えに小学校へ出向く…なかなか出来る事ではないと思います。子供にとっても本物のシェフが授業に来るのは新鮮でしょうね。
そんな良い授業に関われて光栄でした。

そして学んだ事。『伝えたい事は1つでいい』。やはり小学生のゆっくりペースにダイレクトに訴えるには、メッセージは1つで十分だと思いました。

その日はなでしこジャパンの試合が。
元サッカー少年だったという三國さんにお誘いいただいて、夕方からスポーツバーでサッカーをご一緒に観戦させていただきました。
3人でワイン3本あけて、フラフラ(笑)。さすが、本場フランス仕込みは違いますね。
なでしこも勝ったし、良かった良かった。

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2011/07/28

アートピクニックに参加しました

スネークマンショーの桑原茂一さんが主催するイベントART PICNIC Vol.5”(2011年7月23日、24日)に、日頃お世話になっているしりあがり寿さんの(有)さるハゲが出店するというので、売り子などお手伝いしてきました。

このイベント、「ピクニックをするようにアートを楽しむ」 ということで、様々なプロのアーティストが出店。
さるハゲは「漫画家による似顔絵コーナー」を展開しました。

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↑ アイドル風、悪人風、宝塚風…いろんなタッチで描いてもらえます。

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↑ 物販コーナーも充実。てぬぐいやTシャツ、文具やバッヂなどなど。

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↑ しりあがり寿さんと笹子さん。
しりあがりさんの漫画のキャラ「ヒゲのOL薮内笹子」実写は中里順子さん。さるフェスでのキャサリンです!

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↑ 私は、先日行った沖縄のサンゴで、風鈴やストラップを作って置かせていただきました。
真水に漬けて塩抜きして、テグスで水晶のビーズなどを結んで、麻ヒモで編み込んでゆく作業は、結構時間がかかるものだったけど、コツコツとやる作業、楽しかったです!

辺野古と、やんばる東村のサンゴなのですが、どちらもあまり出回らない貴重なものだと思います。
特に辺野古は、いま基地問題で話題の場所。
海に滑走路ができてしまったら、そこの海の生態系は崩れると言われています。
そしたらサンゴのあり方も変わってゆくんでしょうね。
2年やそこらで変わってしまうかもしれない…
これは、今年7月、まだ何もない状態の、キレイな辺野古の海のサンゴです。

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↑ 他にも大平琴音さんによる「ゲロかるた」や、

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↑ キュートンのメンバーによる「しんじのお散歩」なんていうスゴイ出し物も!

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↑ 夜のトークショー「茂木健一郎×しりあがり寿×Chim↑Pom」では、壁に似顔絵の写真が大きく投影。

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↑ 似顔絵コーナー、最後のお客様は茂木健一郎さん。
しりあがり寿さんが描きました。

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↑ 私は、眉月じゅん先生に、宝塚風に思いっきりキラキラさせて!とお願いして描いてもらいました。
みんなに、似てる…ね…?! と苦笑されましたよ。笑った〜!

そんなこんなで、来ていただいた皆様、どうもありがとうございました!
また次回があれば、どうぞよろしくおねがいします♪

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2011/02/26

結城座『三島近代能楽集「邯鄲」「葵上」』上演のおしらせ

結城座をご存知でしょうか? 知らない方は、是非この機会に観ていただきたい一座なんです!

江戸から続く、糸あやつり人形の伝統ある劇団、結城座。文楽とはまた違った流れの、人形と人間のお芝居。十二代目 結城孫三郎氏は、国記録選択無形文化財および東京都無形文化財指定という、由緒ある劇団です。

その動きには本当〜に感動! ステキなのは人間が隠れていないこと。人間も人形も一体になってのお芝居。操られている人形も、本当に生きてるみたい…自分で動いてるみたい…そこに生身の人間の気迫が加わって…その色気たるや…!もう! 是非その目で確かめてほしいです。

その結城座の次回公演の広報系アートディレクション 〜チラシ・ポスター・パンフレット・WEB方面のデザインなど〜 を、私めがさせていただきました。光栄です。
次回公演は…!没後40年・三島由紀夫の作品です!(1公演で2作品上演)

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結城座 江戸糸あやつり人形芝居
三島 近代能楽集「邯鄲」「葵上」

  場所   アサヒ・アートスクエア
    (東京都墨田区吾妻橋1-23-1)
  日時 2011年3月18日(金)〜27日(日) 10公演
  料金 自由S席5,500円 自由A席4,000円
    チケットお申し込み方法
 演出:松本修 人形美術:林静一 音楽:斎藤ネコ
 公式ホーページはコチラ→

これまでも、宇野亜喜良さん意匠で江戸川乱歩を上演されたりとか、

寺門孝之さんや山口小夜子さんや朝倉摂さんなど色々な作家や演出家と組んで公演をされています。

今回のデザインにあたって、写真撮影から立ち会わせていただきました。
人形美術の林静一さんも来られ、劇団の重鎮も揃いドキドキ。
しかし貴重な経験でいろいろ勉強させていただきました。自分の描いたラフに従って人形遣いが演技をし、カメラマンの後ろから指示をするという時間は、集中してあっという間だったけど、ビジュアルのイマジネーションがグワグワと広がりました。
奇しくも撮影日は三島由紀夫の命日。お芝居の成功を祈りました。
※この撮影の様子はオフィシャルホームページの「トピックス」でも観られます。

是非、結城座を観に来て下さい!
チケットのご用命は、上記ホームページからでも良いし、私にご連絡いただいても大丈夫です。
きっと目を見張るナニカがあることと思います!
私は、十二代目結城孫三郎さんと林静一さんがお芝居の後にトークされる3/24に行きたいな、と思っています。(予定)

あと、関連展覧会をやっているので、お芝居の行き帰りにでも、是非どうぞ!


「三島 近代能楽集」先行宣伝&余韻展
言問通りが結ぶ 伝統とContemporary
-二度のお楽しみ-

吾妻橋アサヒ・アートスクエアで人形芝居 ⇔ 根津の汐 花でウラバナシ

会期:2011年2月8日(火)〜4月10日(月) 

   11:30〜18:30(月曜休み/祭日の場合、翌火曜休み)
会場:ギャラリー汐花 東京都文京区根津2−24−3
 電話03-5815-8280
「汐 花」ホームページ→

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2011/02/23

恵比寿映像祭、開催中

只今『恵比寿映像祭』が開催されてます。
外国からの招待作家などもたくさんあるこの映像祭に、しりあがり寿さんも映像の展示で参加していて、私はその映像のタイトルデザインとか技術方面とかもろもろをお手伝いしました。

しりあがりさんは、階段に連なるように『白昼夢夫人』を、地下展示室に幻想的な『ゆるめ〜しょん』の映像を展示しています。その数、モニター33台、プロジェクター2台!
展示は入場無料なので、是非行ってみて下さい〜。

↓オープニングレセプションの模様。いろんな国から作家が参加しています。

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↓プレス向けに作品のコメントをするしりあがり寿氏。

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←チェコアニメの巨匠、ヤン・シュヴァンクマイエル氏も来日!ふと横を見ると通訳をされていたのがチェコセンター所長のペトロ・ホリーさん!実はお台場のお墓イベントで同じ出演者としてお会いした事があったのです。意外な再会♪ ペトロさんを介してヤンさんに「お墓の本に興味はありますか?」と尋ねたら「お墓の事なら!断然興味あります!」とおしゃったので、自著をもらっていただきました。お好きだとおっしゃっていた『怪談』の小泉八雲のお墓も見せて差し上げました。影響を受けたという日本の作家、江戸川乱歩は載せてなかったのが残念でしたが…。
笑顔でかたい握手をしてくださったのが印象的でした。

■『第3回 恵比寿映像祭 デイドリーム ビリーバー!! ― 映像の力』
オフィシャルウェブサイトはこちら →

会期:2011年2月18日(金)~2月27日(日)
会場:東京都写真美術館 全フロア / 恵比寿ガーデンプレイス センター広場ほか
東京都写真美術館
東京都目黒区三田1-13-3恵比寿ガーデンプレイス内
Tel.03-3280-0099/Fax.03-3280-0033
入場無料 *ただし定員制の上映プログラム、イヴェント等については有料、スケジュールなどの詳細は順次オフィシャルウェブサイト他で公表されます。

★しりあがり寿展示
2月18日(金)~2月27日(日)
『白昼夢夫人』:東京都写真美術館 階段にて
『ゆるめ〜しょん』:東京都写真美術館 B1F展示室
入場無料。

★しりあがり寿ラウンジトーク
2月25日(金) 16:30〜18:00
東京都写真美術館 2Fラウンジにて
2階吹き抜け空間の出現するYEBIZOラウンジを会場に、出品アーティスト、上映作家、プログラマーなど多彩なゲストによるカジュアルなトークが連日行われます。どなたでもお気軽にご参加ください。入場無料。

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2010/10/30

『観○光2010』展

しりあがり寿さんのアニメーションのお手伝いをしました。
搬入・設置までやってきました。
昨日より始まっています。

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↑ 場所は京都・二条城。「大政奉還」が実際行われた場所で、しりあがり流「大政奉還」の展示。洒落てる!ゆるいアニメの映像インスタレーション。
一番奥のモニターに将軍が鎮座している。

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↑ 奥から見ると、40人の藩主が将軍に向かって整列している。それぞれ色んな動きをしていて笑える。

11/7までやってるので、是非どうぞ。

■『観◎光 2010』序破急 その二 【破】

※しりあがり寿は二条城・台所での展示
二条城 2010年10月28日(木)〜11月7日(日) 9:00〜16:45
入場料:二条城・台所 展示については無料 (別途入城料として一般600円がかかります)
二条城 参加作家:麻田脩二/磯部茂樹/榎俊幸/大沼憲昭/加賀城健/梶本博司/しりあがり寿/染谷聡/髙見晴惠/富田文隆/中堀慎治/西嶋豊彦/塙冨士雄/藤井勘圿/麻殖生素子/J・ムーサス/武蔵篤彦/山内隆/ヤン・シャオミン/米原新三(敬称略)

他にも、清水寺、泉涌寺、圓通寺で同時開催します。

詳しくはコチラ オフィシャルページへ →

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2010/09/13

『マン・レイ展』最終日

国立新美術館での『マン・レイ展』、最終日観てきました。
ええ、やっぱり最終日の夕方は混んでました。

いわゆるマン・レイの代表的な作品は、90年代初め頃セゾン美術館で行われたもののほうがたくさん展示されてた気がするけど、今回のは晩年のカラー写真が観られたのが珍しかったかな。

ソラリゼーションが好きで、美大生だったころ暗室に閉じこもって写真ペシャペシャやって、なんとかマネようとしてみたもんです。でもなかなかうまく行かないんだよ。数年後、フォトショップのフィルターで「ソラリゼーション」みつけて愕然とするんですけどね。

あと、フィルムのベタ焼きの時に、印画紙に洗濯バサミ乗せて白い陰つくって「レイヨグラフ〜♪」とかやったよね。みんなやるよね?
そういえばモノクロ引き延ばし機、今でも押し入れに持ってるわ。自宅のお風呂場で酸っぱい匂いさせながら引き延ばしとかやったなぁ。
ああ、また暗室入りたいな。誰か奇特な人、私に暗室を与えてください。赤い光の中で、一人作業したいわ〜。

そう言えば渋谷のギャラリーに勤めてた頃、「宇田川町のキキ」と言われたこともあったっけー、それってなんかすごーい、オカッパだったから?

…とか自分の事も色々回想しながら観てました。

「作品タイトル」の次に「油彩」とか「インク/紙」とか書いてある表示物あるじゃないですか?そこに「ミクスト・メディア」って表示されてる作品がいっぱいあったんだけど、なんかその表現ももう古い感じするなぁ〜…としみじみ思ったのでした。
80〜90年頃までは、「ミクスト・メディア」はちょっとカッコよかった。
でも今や、ほとんどの家庭にPCやTVがあったり、いろんなメディアや媒体が氾濫する昨今、メディアがミックスされてるのなんて珍しくもない、あたりまえ、っていうか。ちょっとサミシイような、そんな気がしましたよ。

そんでまぁだいたい、ダダイズムなんてのは笑いの要素も多大に含んでて、展示の最後の方は「のぞき」とかまで行ってて、なんかもう笑えんのね。
そういえばデュシャンも晩年の作品に「のぞき」があったような…あれ、示し合わせたんじゃないの?とか。

一番最後はお墓の写真で終わってたんですが、墓石に刻まれた文字は、
Unconcerned But Not Indifferent (無頓着、しかし無関心ではなく)」。
なるほどな〜。けっこうムズカシイですよ、それ実行するのは。ステキにストイックです。
お墓は、マン・レイ没後10年に夫人が建てたものらしいです。
この文字は、マグカップやトートなどのグッズになってました。で、思わずTシャツ買っちゃったんですけど(笑)。
これ着てモンパルナス墓地に行く日が、いつか来るかしらん?

ダダ…この精神は私の心の深い所に眠ってるんですよ、今まであんまり言ったことないですけど(笑)。
ええ、私ダダイストなんですよ。
80歳くらいになったらヘーキでそう言いたい。ボケと言われてもね、笑顔でそう言えるような生き方してたいな。
今は、まぁ…色々あるしな。ははは。

みんな、スーツまとった、学生服来た、ハンドルにぎった、おたま持った、心はダダイストだと思って、毎日を孤高に生きられたらエエと思うんだがねぇ〜。どうだかねぇ〜。

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2010/08/30

「あいちトリエンナーレ」と「ミッフィー展」

しりあがり寿さんの個展『ぞんざいな王国』のパーティーで名古屋へ行ったついでに、行ってきました下記展覧会。

あいちトリエンナーレ

会場が栄付近に点在してるんだけど、暑くてどうも全部回れる気がしない。ので主に2会場へ。

長者町近辺は、古いビルの1室などを利用して展示があちこちで行われている。町自体がもともと繊維街で下町の雰囲気。ひっそりとした街に点在するアートイベントに、東京の東側で行われているCETを思い出した。
展示は…う~ん、イベントとしてのアプローチの仕方に、もう少しやりようがあるのでは?とか、とか。
アート会場と間違えて入った着物屋さんが面白そうに見えたり、会場の外で寝てたホームレスの男女の寝相が、実は一番面白い作品に見えた、など、など。

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愛知芸術文化センターは、さすが大きい美術館だけあって、見ごたえのある大きい作品がたくさん。
写真を撮っていい作品も数点あった。海外の美術館のように、みんなそうなっていけばいいのに。
やはりパンチあるのは草間彌生だな~。ピカピカ具合と目覚ましカラーで記念写真の人気者に。

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そうそう、トヨタとのコラボレーション、草間彌生デザインによる「草間の水玉プリウス」が街を走ってたのは「ナニコレ?」って感じで面白かった。色違いも走ってたよ。でも、水玉の混み具合に甘さを感じるのは私だけ?ナンバープレートは「豊田ナンバー」だったよ。

会場間をつなぐ“あいちトリエンナーレ輪タク”も走ってたり、オフィシャルTシャツを着てる集団が街にたくさんいたりと、盛り上げてる感はあった。
けど、総合的には(って全部見てないけど…)、ちょっとイマイチかな…?
なんだろ?全体としてのうねりにはなっていないような?率直にそんな感じがした。

■ゴーゴー・ミッフィー展@名古屋松阪屋本店

銀座の同展に行きそびれていたので、巡回展の名古屋で行けてラッキー!

ブルーナの原画ってはじめて見た。あのうさこちゃんの絵本が、色指定ではなく、絵の具で塗られた原画だったなんて。途中から線画と背景のフィルムに分かれるんだけど、線画はトレペで写して絵の具で描いてた。知らなかったなー。てか、それしか方法が無かったのかもしれないけど。
説明文が「ブルーナさん」と全部「さん」付けなのが印象的。

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祖父江慎さんの新装丁うさこちゃん絵本も出てた。オランダの原書に近い色指定に変更されて、祖父江さんがこのためにつくったフォント「ウサコズフォント」で生まれ変わってた。サスガ美しい。

グッズ売り場はひととおり見たけど、うちの甥と姪が着てるブルーナTシャツに勝つものは無かったな。あれは本場オランダで買ったそうだから。シンプルな可愛さが格段に違う!(おばバカ)
オランダにはブルーナ館も出来たようで、ちょっとユトレヒトに行ってみたくなりました。

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2010/08/26

ゲゲゲ展と横尾忠則全ポスター展

■ゲゲゲ展@梅田阪神百貨店:

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今日が大阪展の初日ということもあってか、ものすごい人。人、人、人にゆっくりみるどころじゃなかった。けど、原画が見られてよかった。愛する倉ぼっこの原画もあったよ。

「細かいね〜」「オレには描けへんわ!」と、背景の緻密さをほめる人の声が目立ったけど、作品の良さは細かさや自分に描けるかどうかだけじゃないゾ、小学生よ、その奥を読んでおくれよ!

鬼太郎茶屋でソフトクリーム食べた。黄色とコゲ茶のミックスで、鬼太郎のちゃんちゃんこの色。味はチョコバナナ。おいしー。ネコ娘のクッキーがついてた。さじも木でできた一反木綿?カワイイ。

グッズ売り場は超満員。レジ前が長蛇の列で「ここが最後尾」の札まであがってた。購入は断念。
そうそう、朝ニュースに出てた鬼太郎がまだ1Fをウロウロしてた。

■横尾忠則全ポスター展@国立国際美術館:

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「全」がつくだけあって、B全パネルの数がものすごく、お腹いっぱいになった。

今までの展覧会で見たことある物も多かったけど、「全」はやっぱスゴイ。時代ごとの色や流れも感じられた。
また絵画じゃなく、本来1枚で情報を伝えるためのポスターでしょ、羅列、羅列で、完全に情報過多。その飛び具合も面白かった。

本人もツイッターで「海外も含め、この展覧会はもうない」「自分の人生を駆け足で見た」というようなことを言ってたけど、まさにそんな感じ。図録欲しかったけど、12000円か…むーん。

今心に残ってるのは、松尾スズキさんの写真がデザインされたポスター。いろいろ遊びが効いてて楽しかったし、やっぱり人の顔がB全になってるのインパクト大きい。
人の顔もいっぱい情報あるからね〜。

一番良かったのは、ポスターの原画(指定紙)が見られたコト。A3くらいに描かれてて、意外に小さいことにビックリ。PC無い時代の確かな技術を見た!

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