茄子はエッグプラント?
時間がなくて夕飯を作るヒマがない、そんな日はオリジン弁当でお惣菜。
どーしよーかなーと選んでたら、大きなリュック担いだ白人カップル2人が入ってきた。旅なれた風で安くて良い旅をしてるんだろな、そんな印象。
いきなり女性の方が「May I ask you?」的なことを私に向かって言ってきた。
おいおい、英語かよ。ちなみに私は英語は苦手だ。「あ、うん」とかうなずいて何聞かれるんだろう?とドキドキしてたら
お惣菜指差して「Is this a cheese?」だって。チーズかどうか訊いてるのか。
「ノー。トウフ」って言ったら通じた。「Oh! TOFU! 」とかうなずいてた。トウフ通じた。ソイビーンズなんとかとか、説明しなきゃいけなかったらどうしよかと思った。
続いて「What is this?」とか他のもの指差して訊いてきた。「Meat?」とか。
それはエビチリ的なものだよ。肉じゃないよ。えーと「シュリンプ。シーフード。」
「I know, I know」だって。通じた。
そうか、菜食主義とか肉の種類とかで、食べれるもの食べれないもの色々あるんだろう。総菜屋は冒険だろなー。
でもレストランでオーダーするより、目に見えて選びやすいのかも。
間髪入れず男性の方が「Where is the chicken?」とか、チキンを訊いてきた!
おーあなたはやっぱり肉を食べるのね!ん〜…店員サーン!と思いながら「ディス and ディス! …あーっと ザッツ , too!」と、唐揚げ2種とヤキトリ教えてあげたよ。
そしたら「different?」とか違い訊いてくるんだもんな、参ったな。
「こっちがガーリック フレーバー、こっちがソイソース フレーバー」。
2回くらいゆっくり言ったら通じたみたい。フレーバーで分かるよね…?
「soy souce! 」ってちょっと喜んでたみたい。
そしたらまた女性に呼ばれた。「What is this?」
えーっと、それは茄子だな…「エッグ プラント」って何回も言ったけど
「???」って顔。「Meat?」って言うんだもん。
茄子はエッグ プラントと違うんだろか…ええい、肉とちゃうわ、野菜やわ!クタクタに茶色くなってるけど、野菜なんやで、コレは!おいしいんやで!
「ベジタブル、ううん、ベジタボー。」とかなるべく頑張って言ったら分かってくれたみたい。
こりゃもう、全部訊かれるな、と思ってね。
魚のモノ指差しながら「フィッシュ、フィッシュ、フィッシュ…」、
肉モノ指差して「ビーフ、ポーク、チキン…」、
サラダは「ノーミート、ベジタブル オンリー」と
だいたい説明しましたわさ。単語で。
周りに4〜5人のお客さん。あー恥ずかしかった。
帰り際に「Bye! 」と笑顔がサラリ。
私は「ばいばーい」と日本式に手を振った。
役に立ったかな? なら嬉しいけど。
旅先で現地の人と交わす一言…それが嬉しくて私は旅をする。
ちょっと旅情が湧いてきた。
しかし、私なら少しでも現地語を覚える努力をするよ。
たとえ通じなくても、会話帖とか筆談でも頑張るけどなぁー。
英語ってそんなにエライのか?
そういえばフランスでデパ地下のお惣菜買ったときは、やっぱり言葉が通じなくて大変だった。量り売りもグラム数言わなきゃいけないし。「メレンゲ トロア」はすぐ通じたけど。3つも買うなって?まあエエがな。毎日通ってたら、3日目くらいに覚えられたけど。地元のマダムたちに混じって声張り上げて店員振り向かせるのは、なかなか戦争だった。
そんな事も思い出したり。まあエエけど、ネイティブ的に「茄子はエッグプラントなのか?」気になる。
だって卵って紫色じゃないもーん、違和感あるのは私だけ?
いつもの街角がちょっと新鮮に見えた、どこにでもある出来事でした。
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